薬剤情報
後発品
薬効分類鎮痙薬 > 抗コリン薬 利胆薬 > 抗コリン薬
一般名パパベリン塩酸塩注射液
薬価100
メーカー日医工
最終更新
2025年03月改訂(第2版)
添付文書のPDFはこちら

用法・用量

パパベリン塩酸塩として、通常、成人1回30〜50mg、1日100〜200mgを注射する。主として皮下注射するが、筋肉内注射することもできる。また、急性動脈塞栓には1回50mgを動脈内注射、急性肺塞栓には1回50mgを静脈内注射することができる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 〈効能共通〉通常投与量は次のとおりである。

1回投与量0.75〜1.25mL;1日投与量2.5〜5mL。

7.2. 〈急性動脈塞栓、急性肺塞栓〉急性動脈塞栓、急性肺塞栓の投与量は次のとおりである。

1). 急性動脈塞栓:1回投与量1.25mL。

2). 急性肺塞栓:1回投与量1.25mL。

効能・効果

1). 次記疾患に伴う内臓平滑筋の痙攣症状:胃炎、胆道<胆管・胆のう>系疾患。

2). 急性動脈塞栓、急性肺塞栓、末梢循環障害、冠循環障害における血管拡張と症状の改善。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 呼吸抑制(頻度不明)。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 肝臓:(頻度不明)アレルギー性肝障害。

2). 過敏症:(頻度不明)発疹。

3). 循環器:(頻度不明)心悸亢進、不整脈、血圧上昇。

4). 精神神経系:(頻度不明)めまい、眠気、脱力感、頭痛。

5). 消化器:(頻度不明)嘔気、便秘、口渇、食欲不振、心窩部痛。

6). その他:(頻度不明)顔面潮紅、発汗、持続勃起。

禁忌

2.1. 房室ブロックのある患者[完全房室ブロックに移行するおそれがある]。

2.2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 緑内障の患者:眼圧上昇作用により、緑内障を悪化させるおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). レボドパ含有製剤[レボドパの作用を減弱しパーキンソン症状を悪化させることがある(機序は不明である)]。

2). メタコリン塩化物[メタコリン塩化物による検査において正確な検査結果が得られない可能性がある(本剤の気管支拡張作用と拮抗するおそれがある)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 投与時:イオキサグル酸(X線造影剤)と混合すると沈殿を生じる可能性があるので、併用する場合には、別々に使用するか、又はカテーテル内を生理食塩液で洗浄するなど、直接混合しないよう注意すること。

14.1.2. 筋肉内注射時:組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意すること。

(1). 筋肉内注射時同一部位への反復注射は避けること。

なお、小児等には特に注意すること。

(2). 筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意すること。

(3). 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

14.1.3. 投与速度:急激な静注による呼吸停止を避けるため、静脈内に投与する場合には、できるだけゆっくり注射すること。

(取扱い上の注意)

20.1. 光によって分解するため、外箱開封後は遮光して保存すること。

20.2. 経時したものは若干の着色がみられることがある。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

脳血管れん縮において動脈内注射した場合、一過性神経麻痺や意識障害等が報告されている。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

パパベリン塩酸塩注40mg「日医工」
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パパベリン塩酸塩注40mg「日医工」
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一般名パパベリン塩酸塩注射液
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用法・用量

パパベリン塩酸塩として、通常、成人1回30〜50mg、1日100〜200mgを注射する。主として皮下注射するが、筋肉内注射することもできる。また、急性動脈塞栓には1回50mgを動脈内注射、急性肺塞栓には1回50mgを静脈内注射することができる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 〈効能共通〉通常投与量は次のとおりである。

1回投与量0.75〜1.25mL;1日投与量2.5〜5mL。

7.2. 〈急性動脈塞栓、急性肺塞栓〉急性動脈塞栓、急性肺塞栓の投与量は次のとおりである。

1). 急性動脈塞栓:1回投与量1.25mL。

2). 急性肺塞栓:1回投与量1.25mL。

効能・効果

1). 次記疾患に伴う内臓平滑筋の痙攣症状:胃炎、胆道<胆管・胆のう>系疾患。

2). 急性動脈塞栓、急性肺塞栓、末梢循環障害、冠循環障害における血管拡張と症状の改善。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用

11.1.1. 呼吸抑制(頻度不明)。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 肝臓:(頻度不明)アレルギー性肝障害。

2). 過敏症:(頻度不明)発疹。

3). 循環器:(頻度不明)心悸亢進、不整脈、血圧上昇。

4). 精神神経系:(頻度不明)めまい、眠気、脱力感、頭痛。

5). 消化器:(頻度不明)嘔気、便秘、口渇、食欲不振、心窩部痛。

6). その他:(頻度不明)顔面潮紅、発汗、持続勃起。

禁忌

2.1. 房室ブロックのある患者[完全房室ブロックに移行するおそれがある]。

2.2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 緑内障の患者:眼圧上昇作用により、緑内障を悪化させるおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). レボドパ含有製剤[レボドパの作用を減弱しパーキンソン症状を悪化させることがある(機序は不明である)]。

2). メタコリン塩化物[メタコリン塩化物による検査において正確な検査結果が得られない可能性がある(本剤の気管支拡張作用と拮抗するおそれがある)]。

高齢者

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤投与時の注意

14.1.1. 投与時:イオキサグル酸(X線造影剤)と混合すると沈殿を生じる可能性があるので、併用する場合には、別々に使用するか、又はカテーテル内を生理食塩液で洗浄するなど、直接混合しないよう注意すること。

14.1.2. 筋肉内注射時:組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意すること。

(1). 筋肉内注射時同一部位への反復注射は避けること。

なお、小児等には特に注意すること。

(2). 筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意すること。

(3). 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

14.1.3. 投与速度:急激な静注による呼吸停止を避けるため、静脈内に投与する場合には、できるだけゆっくり注射すること。

(取扱い上の注意)

20.1. 光によって分解するため、外箱開封後は遮光して保存すること。

20.2. 経時したものは若干の着色がみられることがある。

その他の注意

15.1. 臨床使用に基づく情報

脳血管れん縮において動脈内注射した場合、一過性神経麻痺や意識障害等が報告されている。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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