維持液 (ブドウ糖加)
薬効分類 | 維持液 (ブドウ糖加) |
一般名 | 維持液 (ブドウ糖加) (1) |
薬価 | 271円 |
メーカー | エイワイファーマ |
最終更新 | 2015年12月改訂(第2版) |
1回500〜1000mLを点滴静注する。投与速度は、1時間あたり4mL/kg体重(ブドウ糖として0.5g/kg体重)以下とする。なお、年齢、症状、体重に応じて適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.ナトリウム50mEq/L、クロル48mEq/Lを配合しているので、食塩制限を必要とする患者に投与する場合には投与量に注意する。
2.本剤のみによる十分なエネルギー補給は行えないので、本剤のみで長期間にわたり使用しない。
経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギー補給。
1.開発段階で副作用集計の対象となった総症例215例中55例(25.6%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。
2.承認後2年間の使用成績調査で副作用集計(1993年4月〜1995年3月までの集計)の対象となった総症例1,706例中86例(5.0%)に副作用が認められた。
1.大量・急速投与:(5%以上又は頻度不明)脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症、血管痛、発赤、腫脹、(0.1〜5%未満)血栓性静脈炎。
2.代謝異常:(0.1〜5%未満)高血糖、尿糖、浸透圧利尿。
3.消化器:(0.1〜5%未満)嘔気・嘔吐、口渇。
4.肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇。
5.腎臓:(0.1〜5%未満)尿素窒素上昇、クレアチニン上昇、尿酸上昇。
6.その他:(0.1〜5%未満)熱感。
1.乳酸血症の患者[乳酸血症を増悪する恐れがある]。
2.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症のある患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。
3.高リン血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。
4.高カルシウム血症、高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高カルシウム血症を増悪する恐れがある(高マグネシウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある)]。
1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。
2.心不全のある患者[水及びナトリウムの負荷により心不全が増悪する恐れがある]。
3.重篤な肝障害のある患者[水・電解質異常、血中乳酸値の上昇を起こす、又は増悪する恐れがある]。
4.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。
5.糖尿病の患者[血糖値の上昇、水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では、生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
1.投与時:
1).本剤を投与する場合は、患者の尿量が1日500mL又は1時間あたり20mL以上あることが望ましい。
2).急速投与により、高血糖、尿糖陽性が現れることがあるので、投与速度に留意する。
3).血管痛が現れることがあるので、血管確保の困難な患者には慎重に投与する。
2.調製時:
1).カルシウムを含有する製剤であるので、リン酸塩を含む製剤と配合する場合は、混濁、沈殿等が生じるので配合を避ける。
2).アミノ酸輸液剤と併用するとき、ナトリウム、クロルの投与量に注意する。
3).本剤のエネルギー量は、1袋(500mL)あたり250kcalである。
1.容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。
2.通気針は不要。
3.ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。
4.混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。
5.輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。
6.容器の目盛りは目安として使用する。
7.本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。
薬効分類 | 維持液 (ブドウ糖加) |
一般名 | 維持液 (ブドウ糖加) (1) |
薬価 | 271円 |
メーカー | エイワイファーマ |
最終更新 | 2015年12月改訂(第2版) |
1回500〜1000mLを点滴静注する。投与速度は、1時間あたり4mL/kg体重(ブドウ糖として0.5g/kg体重)以下とする。なお、年齢、症状、体重に応じて適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.ナトリウム50mEq/L、クロル48mEq/Lを配合しているので、食塩制限を必要とする患者に投与する場合には投与量に注意する。
2.本剤のみによる十分なエネルギー補給は行えないので、本剤のみで長期間にわたり使用しない。
経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギー補給。
1.開発段階で副作用集計の対象となった総症例215例中55例(25.6%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。
2.承認後2年間の使用成績調査で副作用集計(1993年4月〜1995年3月までの集計)の対象となった総症例1,706例中86例(5.0%)に副作用が認められた。
1.大量・急速投与:(5%以上又は頻度不明)脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症、血管痛、発赤、腫脹、(0.1〜5%未満)血栓性静脈炎。
2.代謝異常:(0.1〜5%未満)高血糖、尿糖、浸透圧利尿。
3.消化器:(0.1〜5%未満)嘔気・嘔吐、口渇。
4.肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇。
5.腎臓:(0.1〜5%未満)尿素窒素上昇、クレアチニン上昇、尿酸上昇。
6.その他:(0.1〜5%未満)熱感。
1.乳酸血症の患者[乳酸血症を増悪する恐れがある]。
2.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症のある患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。
3.高リン血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症を増悪する、又は起こす恐れがある]。
4.高カルシウム血症、高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高カルシウム血症を増悪する恐れがある(高マグネシウム血症を増悪する、又は起こす恐れがある)]。
1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。
2.心不全のある患者[水及びナトリウムの負荷により心不全が増悪する恐れがある]。
3.重篤な肝障害のある患者[水・電解質異常、血中乳酸値の上昇を起こす、又は増悪する恐れがある]。
4.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。
5.糖尿病の患者[血糖値の上昇、水・電解質異常を起こす、又は増悪する恐れがある]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では、生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
1.投与時:
1).本剤を投与する場合は、患者の尿量が1日500mL又は1時間あたり20mL以上あることが望ましい。
2).急速投与により、高血糖、尿糖陽性が現れることがあるので、投与速度に留意する。
3).血管痛が現れることがあるので、血管確保の困難な患者には慎重に投与する。
2.調製時:
1).カルシウムを含有する製剤であるので、リン酸塩を含む製剤と配合する場合は、混濁、沈殿等が生じるので配合を避ける。
2).アミノ酸輸液剤と併用するとき、ナトリウム、クロルの投与量に注意する。
3).本剤のエネルギー量は、1袋(500mL)あたり250kcalである。
1.容器表面に水滴や結晶が付着している場合には使用しない。
2.通気針は不要。
3.ゴム栓を保護しているシールがはがれているときは使用しない。
4.混注する場合、注射針の刺針はゴム栓の周囲にある刺針部(凹部)を使用し、まっすぐ刺し入れる(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となることがある)、また、同一箇所を繰り返し刺さない。
5.輸液セットの瓶針はゴム栓の中央部の刺針部(凹部)にまっすぐ刺し入れる。
6.容器の目盛りは目安として使用する。
7.本製品は、連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできないので、2バッグを同時又は連続して投与する場合は、Y字タイプの輸液セットを使用する。
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