薬効分類 | 抗トリコモナス薬 > イミダゾール系抗菌薬 |
一般名 | チニダゾール錠 |
薬価 | 125円 |
メーカー | 富士製薬 |
最終更新 | 2023年09月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
チニダゾールとして、通常成人2000mgを1回経口投与する。
投薬終了後、腟トリコモナスを検出した場合は、投薬終了時より少なくとも1週間ぐらいの間隔を置いて再投与する。
トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹。
2). 消化器:(頻度不明)食欲不振、悪心・嘔吐、胃部不快感、舌苔、腹痛、下痢。
3). 血液:(頻度不明)白血球減少。
4). 泌尿・生殖器:(頻度不明)治療実施中にCandida albicans出現。
5). その他:(頻度不明)頭痛・頭重、口渇、けん怠感、尿着色。
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 血液疾患のある患者[血液疾患を悪化させるおそれがある]。
2.3. 脳器質的疾患、脊髄器質的疾患のある患者[類似化合物の長期投与により、脳波異常等を認めたとの報告がある]。
2.4. 妊婦<3ヵ月以内>又は妊娠している可能性のある患者〔9.5.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
10.2. 併用注意:
アルコール[腹部の疝痛、嘔吐、潮紅があらわれることがあるので、投与期間中及び投与後3日間はアルコールの摂取を避けること(機序は不明である)]。
用量又は投与間隔に留意するなど慎重に投与すること(本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがある)。
(妊婦)
9.5.1. 妊婦<3ヵ月以内>又は妊娠している可能性のある女性:投与しないこと(経口投与により胎盤関門を通過して胎児へ移行することが知られている)〔2.4参照〕。
9.5.2. 妊婦<妊娠3ヵ月以内の女性を除く>:治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
授乳しないことが望ましい(乳汁中への移行が報告されている)。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
15.2. 非臨床試験に基づく情報
15.2.1. 大量長期間投与(600mg/kg/日、6ヵ月)でラットに精巣萎縮が報告されている。
15.2.2. 細菌を用いた復帰突然変異試験陽性及びヒトリンパ球を用いたin vitro染色体異常試験陽性を示したとの報告がある。また、チニダゾールのがん原性試験は実施されていないが、チニダゾールと化学構造が類似しているメトロニダゾールを動物に長期経口投与した場合、マウスでは肺腫瘍が、ラットでは乳房腫瘍の発生が報告されている。
(保管上の注意)
室温保存。
薬効分類 | 抗トリコモナス薬 > イミダゾール系抗菌薬 |
一般名 | チニダゾール錠 |
薬価 | 125円 |
メーカー | 富士製薬 |
最終更新 | 2023年09月改訂(第1版) 添付文書のPDFはこちら |
チニダゾールとして、通常成人2000mgを1回経口投与する。
投薬終了後、腟トリコモナスを検出した場合は、投薬終了時より少なくとも1週間ぐらいの間隔を置いて再投与する。
トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹。
2). 消化器:(頻度不明)食欲不振、悪心・嘔吐、胃部不快感、舌苔、腹痛、下痢。
3). 血液:(頻度不明)白血球減少。
4). 泌尿・生殖器:(頻度不明)治療実施中にCandida albicans出現。
5). その他:(頻度不明)頭痛・頭重、口渇、けん怠感、尿着色。
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 血液疾患のある患者[血液疾患を悪化させるおそれがある]。
2.3. 脳器質的疾患、脊髄器質的疾患のある患者[類似化合物の長期投与により、脳波異常等を認めたとの報告がある]。
2.4. 妊婦<3ヵ月以内>又は妊娠している可能性のある患者〔9.5.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
10.2. 併用注意:
アルコール[腹部の疝痛、嘔吐、潮紅があらわれることがあるので、投与期間中及び投与後3日間はアルコールの摂取を避けること(機序は不明である)]。
用量又は投与間隔に留意するなど慎重に投与すること(本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがある)。
(妊婦)
9.5.1. 妊婦<3ヵ月以内>又は妊娠している可能性のある女性:投与しないこと(経口投与により胎盤関門を通過して胎児へ移行することが知られている)〔2.4参照〕。
9.5.2. 妊婦<妊娠3ヵ月以内の女性を除く>:治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
授乳しないことが望ましい(乳汁中への移行が報告されている)。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
15.2. 非臨床試験に基づく情報
15.2.1. 大量長期間投与(600mg/kg/日、6ヵ月)でラットに精巣萎縮が報告されている。
15.2.2. 細菌を用いた復帰突然変異試験陽性及びヒトリンパ球を用いたin vitro染色体異常試験陽性を示したとの報告がある。また、チニダゾールのがん原性試験は実施されていないが、チニダゾールと化学構造が類似しているメトロニダゾールを動物に長期経口投与した場合、マウスでは肺腫瘍が、ラットでは乳房腫瘍の発生が報告されている。
(保管上の注意)
室温保存。
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