| 薬効分類 | ガドリニウム (Gd) 系MRI用造影剤 |
| 一般名 | ガドクアトラン水和物キット |
| 薬価 | 9193円 |
| メーカー | バイエル薬品 |
| 最終更新 | 2026年04月改訂(第2版) 添付文書のPDFはこちら |
通常、成人及び小児には、本剤0.1mL/kgを静脈内投与する。
磁気共鳴コンピューター断層撮影における次記造影:1)脳・脊髄造影、2)躯幹部・四肢造影。
(効能又は効果に関連する注意)
ガドリニウム造影剤を複数回投与した患者において、非造影T1強調MR画像上、小脳歯状核、淡蒼球等に高信号が認められたとの報告や脳の剖検組織からガドリニウムが検出されたとの報告があるので、ガドリニウム造影剤を用いた検査の必要性を慎重に判断すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):ショック、アナフィラキシー(血圧低下、呼吸困難、意識消失、咽頭浮腫・喉頭浮腫、顔面浮腫、呼吸停止、心停止等)があらわれることがある〔8.2、9.1.2参照〕。
11.1.2. 腎性全身性線維症(Nephrogenic Systemic Fibrosis、NSF)(頻度不明):外国において、重篤な腎障害のある患者への類薬の投与後に、腎性全身性線維症を発現した症例が報告されているので、投与後も観察を十分に行い、皮膚そう痒、皮膚腫脹、皮膚硬化、関節硬直、筋力低下等の異常の発生には十分留意すること〔1.2、9.2.1−9.2.3参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 精神神経系:(1%未満)浮動性めまい、頭痛。
2). 投与部位:(1%未満)注射部位反応。
1.1. 本剤を髄腔内に投与すると重篤な副作用を発現するおそれがあるので、髄腔内には投与しないこと〔14.1.1参照〕。
1.2. 重篤な腎障害のある患者では、ガドリニウム造影剤による腎性全身性線維症の発現のリスクが上昇することが報告されているので、腎障害のある患者又は腎機能低下しているおそれのある患者では、十分留意すること〔9.2.1−9.2.3、11.1.2参照〕。
本剤の成分又はガドリニウム造影剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
8.1. 本剤の投与にあたっては、気管支喘息等のアレルギー体質等について十分な問診を行うこと〔9.1.2−9.1.5参照〕。
8.2. ショック、アナフィラキシー等の重篤な副作用が発現することがあるので、本剤の投与にあたっては、救急処置の準備を行うこと。また、投与開始より1時間〜数日後にも遅発性副作用(発熱、発疹、悪心、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがあるので、投与後も患者の状態を十分に観察すること。患者に対して、発熱、発疹、悪心、血圧低下、呼吸困難等の症状があらわれた場合には速やかに主治医等に連絡するよう指導するなど適切な対応をとること〔11.1.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 一般状態の極度に悪い患者:診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
9.1.2. 気管支喘息の患者:診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあり、また、喘息発作を誘発することがある)〔8.1、11.1.1参照〕。
9.1.3. アレルギー性鼻炎、発疹、じん麻疹等を起こしやすいアレルギー体質を有する患者〔8.1参照〕。
9.1.4. 両親、兄弟に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、発疹、じん麻疹等を起こしやすいアレルギー体質を有する患者〔8.1参照〕。
9.1.5. 薬物過敏症の既往歴のある患者〔8.1参照〕。
9.1.6. 既往歴を含めて、痙攣、てんかん及びその素質のある患者:類薬で痙攣が報告されている。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 重篤な腎障害のある患者:診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(本剤の主要排泄経路であり、排泄遅延と腎機能を悪化させるおそれがあり、臨床試験では除外されている)〔1.2、11.1.2、16.6.1参照〕。
9.2.2. 長期透析が行われている終末期腎障害、eGFRが30mL/min/1.73u未満の慢性腎障害(eGFR(estimated glomerular filtration rate):推算糸球体ろ過値)、急性腎障害<重篤な腎障害を除く>の患者:本剤の投与を避け、他の検査法で代替することが望ましい(ガドリニウム造影剤による腎性全身性線維症の発現のリスクが上昇することが報告されている)〔1.2、11.1.2参照〕。
9.2.3. 腎障害<重篤な腎障害を除く>のある患者又は腎機能低下<重篤な腎障害を除く>しているおそれのある患者:患者の腎機能を十分に評価した上で慎重に投与すること〔1.2、11.1.2、16.6.1参照〕。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている)。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 髄腔内投与は行わないこと〔1.1参照〕。
14.1.2. 静脈内投与により血管痛、静脈炎があらわれることがある。
14.1.3. 誤って血管外に造影剤を漏出させた場合には、発赤、腫脹、水疱、疼痛等があらわれることがあるので、注入時に十分注意すること。
14.2. 薬剤投与後の注意
1回の検査にのみ使用し、余剰の溶液は廃棄すること。
(アムベルビスト静注シリンジの取扱い方法)
本剤の注入法について、自動注入器及び用手注入による方法を示す。
1). 共通の手順
@. 開封部よりシールをはがし、シリンジ本体を取り出す。
・ 破損や液漏れの有無、プランジャーがしっかり装着されているかを確認し、異常が認められた場合には使用しない。
・ 電子レンジおよび湿式・温水中での加温はしない。
A. キャップを添付文書の図の矢印の方向に回転させて取り外す(キャップは、三方活栓、延長チューブ等に装着する直前まで取り外さない)。
キャップが取り外しづらい場合は、キャップを深めに握って回転させる。
・ キャップを取り外す際、薬液が飛び散る可能性があるので、注意する。
2). 自動注入器による注入法
自動注入器用延長チューブを速やかに装着する。
・ 自動注入器用延長チューブにはシリンジ本体をしっかり保持した状態で装着する。
@. 自動注入器用延長チューブは、耐圧・ロック式のものを使用する。
A. 自動注入器への装着は、自動注入器メーカーの取扱い説明書を参照する。
3). 用手注入による注入法
@. 投与前にはあらかじめエア抜きを実施する。
・ 同様に、三方活栓、延長チューブ内のエア抜きを実施する。
A. 三方活栓、延長チューブ等は速やかに装着する。
・ 接続に際し、少し抵抗を感じた時点で締め込みを止める。
締め込み過ぎはロック部分の破損につながるおそれがあるので、注意する。
B. シリンジ本体をしっかり保持してプランジャーを押す。
(保管上の注意)
室温保存。
| 薬効分類 | ガドリニウム (Gd) 系MRI用造影剤 |
| 一般名 | ガドクアトラン水和物キット |
| 薬価 | 9193円 |
| メーカー | バイエル薬品 |
| 最終更新 | 2026年04月改訂(第2版) 添付文書のPDFはこちら |
通常、成人及び小児には、本剤0.1mL/kgを静脈内投与する。
磁気共鳴コンピューター断層撮影における次記造影:1)脳・脊髄造影、2)躯幹部・四肢造影。
(効能又は効果に関連する注意)
ガドリニウム造影剤を複数回投与した患者において、非造影T1強調MR画像上、小脳歯状核、淡蒼球等に高信号が認められたとの報告や脳の剖検組織からガドリニウムが検出されたとの報告があるので、ガドリニウム造影剤を用いた検査の必要性を慎重に判断すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):ショック、アナフィラキシー(血圧低下、呼吸困難、意識消失、咽頭浮腫・喉頭浮腫、顔面浮腫、呼吸停止、心停止等)があらわれることがある〔8.2、9.1.2参照〕。
11.1.2. 腎性全身性線維症(Nephrogenic Systemic Fibrosis、NSF)(頻度不明):外国において、重篤な腎障害のある患者への類薬の投与後に、腎性全身性線維症を発現した症例が報告されているので、投与後も観察を十分に行い、皮膚そう痒、皮膚腫脹、皮膚硬化、関節硬直、筋力低下等の異常の発生には十分留意すること〔1.2、9.2.1−9.2.3参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 精神神経系:(1%未満)浮動性めまい、頭痛。
2). 投与部位:(1%未満)注射部位反応。
1.1. 本剤を髄腔内に投与すると重篤な副作用を発現するおそれがあるので、髄腔内には投与しないこと〔14.1.1参照〕。
1.2. 重篤な腎障害のある患者では、ガドリニウム造影剤による腎性全身性線維症の発現のリスクが上昇することが報告されているので、腎障害のある患者又は腎機能低下しているおそれのある患者では、十分留意すること〔9.2.1−9.2.3、11.1.2参照〕。
本剤の成分又はガドリニウム造影剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
8.1. 本剤の投与にあたっては、気管支喘息等のアレルギー体質等について十分な問診を行うこと〔9.1.2−9.1.5参照〕。
8.2. ショック、アナフィラキシー等の重篤な副作用が発現することがあるので、本剤の投与にあたっては、救急処置の準備を行うこと。また、投与開始より1時間〜数日後にも遅発性副作用(発熱、発疹、悪心、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがあるので、投与後も患者の状態を十分に観察すること。患者に対して、発熱、発疹、悪心、血圧低下、呼吸困難等の症状があらわれた場合には速やかに主治医等に連絡するよう指導するなど適切な対応をとること〔11.1.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 一般状態の極度に悪い患者:診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
9.1.2. 気管支喘息の患者:診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあり、また、喘息発作を誘発することがある)〔8.1、11.1.1参照〕。
9.1.3. アレルギー性鼻炎、発疹、じん麻疹等を起こしやすいアレルギー体質を有する患者〔8.1参照〕。
9.1.4. 両親、兄弟に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、発疹、じん麻疹等を起こしやすいアレルギー体質を有する患者〔8.1参照〕。
9.1.5. 薬物過敏症の既往歴のある患者〔8.1参照〕。
9.1.6. 既往歴を含めて、痙攣、てんかん及びその素質のある患者:類薬で痙攣が報告されている。
(腎機能障害患者)
9.2.1. 重篤な腎障害のある患者:診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(本剤の主要排泄経路であり、排泄遅延と腎機能を悪化させるおそれがあり、臨床試験では除外されている)〔1.2、11.1.2、16.6.1参照〕。
9.2.2. 長期透析が行われている終末期腎障害、eGFRが30mL/min/1.73u未満の慢性腎障害(eGFR(estimated glomerular filtration rate):推算糸球体ろ過値)、急性腎障害<重篤な腎障害を除く>の患者:本剤の投与を避け、他の検査法で代替することが望ましい(ガドリニウム造影剤による腎性全身性線維症の発現のリスクが上昇することが報告されている)〔1.2、11.1.2参照〕。
9.2.3. 腎障害<重篤な腎障害を除く>のある患者又は腎機能低下<重篤な腎障害を除く>しているおそれのある患者:患者の腎機能を十分に評価した上で慎重に投与すること〔1.2、11.1.2、16.6.1参照〕。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている)。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
14.1.1. 髄腔内投与は行わないこと〔1.1参照〕。
14.1.2. 静脈内投与により血管痛、静脈炎があらわれることがある。
14.1.3. 誤って血管外に造影剤を漏出させた場合には、発赤、腫脹、水疱、疼痛等があらわれることがあるので、注入時に十分注意すること。
14.2. 薬剤投与後の注意
1回の検査にのみ使用し、余剰の溶液は廃棄すること。
(アムベルビスト静注シリンジの取扱い方法)
本剤の注入法について、自動注入器及び用手注入による方法を示す。
1). 共通の手順
@. 開封部よりシールをはがし、シリンジ本体を取り出す。
・ 破損や液漏れの有無、プランジャーがしっかり装着されているかを確認し、異常が認められた場合には使用しない。
・ 電子レンジおよび湿式・温水中での加温はしない。
A. キャップを添付文書の図の矢印の方向に回転させて取り外す(キャップは、三方活栓、延長チューブ等に装着する直前まで取り外さない)。
キャップが取り外しづらい場合は、キャップを深めに握って回転させる。
・ キャップを取り外す際、薬液が飛び散る可能性があるので、注意する。
2). 自動注入器による注入法
自動注入器用延長チューブを速やかに装着する。
・ 自動注入器用延長チューブにはシリンジ本体をしっかり保持した状態で装着する。
@. 自動注入器用延長チューブは、耐圧・ロック式のものを使用する。
A. 自動注入器への装着は、自動注入器メーカーの取扱い説明書を参照する。
3). 用手注入による注入法
@. 投与前にはあらかじめエア抜きを実施する。
・ 同様に、三方活栓、延長チューブ内のエア抜きを実施する。
A. 三方活栓、延長チューブ等は速やかに装着する。
・ 接続に際し、少し抵抗を感じた時点で締め込みを止める。
締め込み過ぎはロック部分の破損につながるおそれがあるので、注意する。
B. シリンジ本体をしっかり保持してプランジャーを押す。
(保管上の注意)
室温保存。
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