薬剤情報
後発品
薬効分類パントテン酸製剤
一般名パンテノール注射液
薬価57
メーカーネオクリティケア製薬
最終更新2022年10月改訂(第11版)

用法・用量

パンテノールとして1回20〜100mgを1日1〜2回、術後腸管麻痺には1回50〜500mgを1日1〜3回、必要に応じては6回まで、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.パントテン酸欠乏症の予防及び治療。

2.パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦等)。

3.次記疾患のうち、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される場合:ストレプトマイシンによる副作用及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される接触皮膚炎、急性湿疹・慢性湿疹、術後腸管麻痺。

前記3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

消化器:(頻度不明)腹痛、下痢等。

禁忌

血友病の患者[出血時間を延長させる恐れがある]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

小児等に対する安全性は確立していない。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与時:副交感神経興奮剤(ネオスチグミン等)使用後は12時間の間隔を置いて投与、また、サクシニルコリン投与後は1時間の間隔を置いて投与することが望ましい。

2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に配慮する。

1).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。

2).筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行う。なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。

3).注射針を刺入した時、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。

3.アンプルカット時:本品は一点カットアンプルを使用しているので、アンプルカット時にはヤスリを用いず、アンプル頭部のマークが真上にくるように持ち、反対側へ折る。

なお、カット時に異物混入を避けるため、カット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、パンテノール注100mg「KCC」、パンテノール注250mg「KCC」及びパンテノール注500mg「KCC」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

その他の注意

(その他)

低カリウム血症、機械的腸閉塞症の患者には臨床効果は得られない。

パンテノール注500mg「KCC」
パンテノール注500mg「KCC」

パンテノール注500mg「KCC」

パントテン酸製剤
2022年10月改訂(第11版)
薬剤情報
後発品
薬効分類パントテン酸製剤
一般名パンテノール注射液
薬価57
メーカーネオクリティケア製薬
最終更新2022年10月改訂(第11版)

用法・用量

パンテノールとして1回20〜100mgを1日1〜2回、術後腸管麻痺には1回50〜500mgを1日1〜3回、必要に応じては6回まで、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

1.パントテン酸欠乏症の予防及び治療。

2.パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦等)。

3.次記疾患のうち、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される場合:ストレプトマイシンによる副作用及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療、パントテン酸欠乏又はパントテン酸代謝障害が関与すると推定される接触皮膚炎、急性湿疹・慢性湿疹、術後腸管麻痺。

前記3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

消化器:(頻度不明)腹痛、下痢等。

禁忌

血友病の患者[出血時間を延長させる恐れがある]。

新生児・乳児・幼児・小児への投与

(小児等への投与)

小児等に対する安全性は確立していない。

取扱い上の注意

(適用上の注意)

1.投与時:副交感神経興奮剤(ネオスチグミン等)使用後は12時間の間隔を置いて投与、また、サクシニルコリン投与後は1時間の間隔を置いて投与することが望ましい。

2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に配慮する。

1).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。

2).筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行う。なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。

3).注射針を刺入した時、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。

3.アンプルカット時:本品は一点カットアンプルを使用しているので、アンプルカット時にはヤスリを用いず、アンプル頭部のマークが真上にくるように持ち、反対側へ折る。

なお、カット時に異物混入を避けるため、カット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、パンテノール注100mg「KCC」、パンテノール注250mg「KCC」及びパンテノール注500mg「KCC」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

その他の注意

(その他)

低カリウム血症、機械的腸閉塞症の患者には臨床効果は得られない。

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