薬効分類ヒト (同種) 骨髄由来加工間葉系幹細胞
一般名バンデフィテムセル
薬価72716528
メーカーサンバイオ
最終更新
2026年05月改訂(第1版)
添付文書のPDFはこちら

用法・用量

通常、成人にはヒト(同種)骨髄由来間葉系幹細胞として、生細胞5×10の6乗個(300μL)の細胞調製液を、専用投与機器セットを用いた定位脳手術により、損傷した組織の周辺部に移植する。頭蓋骨の小孔1箇所を通り損傷周辺部に至る3つの移植経路から、1移植経路あたり細胞懸濁液100μLを最深部から5〜6mm間隔で5箇所に、1箇所あたり20μL移植する。注入速度は約10μL/minとする。移植に際しては、次を行うこと。

・ 手術開始前に脳神経外科用侵襲式頭部固定具に専用投与機器セットのガイド&ストップ、スタイレットを備えたインサーターを取り付ける。

・ 脳内移植用細胞剤を融解し、専用調製液を用いて洗浄した後、移植濃度1.67×10の6乗個/100μLになるように専用調製液で調製し、細胞懸濁液とする。専用投与機器セットの投与カニューラを固定したマイクロシリンジを専用調製液により清浄化した後、細胞懸濁液を充填する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量又は使用方法に関連する注意)

移植部位は脳損傷領域を取り囲む、皮質下の外傷近傍の組織とし、各患者の神経構造に基づき運動神経経路に最も近くなるように選択すること。脳血管系、脳溝及び脳室を避けること。

効能・効果

外傷性脳損傷に伴う慢性期運動麻痺の改善。

効能・効果に関連する注意

(効能、効果又は性能に関連する注意)

5.1. 受傷後6カ月以上が経過し運動機能障害が固定した患者で、GOS−E(Glasgow Outcome Scale−Extended)スコアが3〜6である中等度又は重度の患者に使用すること。

5.2. 運動麻痺の責任病変としての局所病変をMRI等で確認できる脳損傷患者に使用すること。

5.3. 細胞増殖を促す可能性があるため、脳腫瘍のある患者又はその既往歴のある患者には、本品の作用機序、腫瘍部位等を考慮した上で、本品使用の可否を慎重に判断すること。

5.4. 臨床試験に組み入れられた患者の背景等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本品の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

副作用

次の副作用・不具合があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用・不具合

11.1.1. 痙攣発作(2.2%)。

11.1.2. 譫妄(2.2%)。

11.1.3. 平衡障害(2.2%)。

11.1.4. 出血(4.3%):頭蓋内出血があらわれることがある〔8.3参照〕。

11.1.5. 感染症(頻度不明)。

その他の副作用

11.2. その他の副作用・不具合

1). 神経系障害:(10%以上)頭痛(37.0%)、(5〜10%未満)頭部不快感(6.5%)、(5%未満)脳浮腫(4.3%)。

2). 胃腸障害:(10%以上)嘔吐(10.9%)、(5〜10%未満)悪心(6.5%)。

3). 皮膚および皮下組織障害:(5%未満)顔面腫脹(4.3%)。

4). 傷害、中毒および処置合併症:(10%以上)創合併症(26.1%)、(5〜10%未満)切開部位痛(8.7%)、処置による頭痛(8.7%)、(5%未満)処置による疼痛(4.3%)。

5). 一般・全身障害および投与部位の状態:(5〜10%未満)無力症(6.5%)、(5%未満)発熱(4.3%)。

警告

1.1. 適正な使用により安全性を確保するため、緊急時に十分対応できる医療施設において、外傷性脳損傷の治療及び定位脳手術手技に十分な知識・経験を持ち、かつ製造販売業者が実施する講習会を修了し本品の臨床試験成績及び有害事象等の知識を十分に習得した医師が本品の移植が適切と判断される症例についてのみ使用すること。

1.2. 患者が本品の有効性及び安全性を理解することが重要であるため、本品に関する臨床試験成績は限られていること及びそれを踏まえた条件及び期限付承認であること並びに移植のために定位脳手術が行われることのリスクを含めた本品の正確な情報を文書を用いて患者へ説明し、文書同意を得た上で投与すること。

禁忌

(禁忌・禁止)

2.1. 本品の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

2.2. 再使用禁止。

2.3. 再滅菌禁止(専用投与機器)。

重要な基本的注意

8.1. 製造販売業者が提供する適正使用ガイドを遵守して使用すること。

8.2. 本品の使用に当たっては、次の事項について文書を用いて患者に対して説明し、文書同意を得て、本品を使用するよう努めること。

8.2.1. 本品に関する臨床試験成績は限られていること及びそれを踏まえた条件及び期限付承認であること。

8.2.2. 本品移植のために定位脳手術が行われることのリスク。

8.2.3. 疾病の治療における本品の必要性。

8.2.4. 本品の有効性及び安全性その他本品の適正な使用のために必要な事項。

8.2.5. 本品の製造に際しては感染症の伝播を防止するための安全対策が講じられているものの、健康成人骨髄液を原材料としている事及び製造工程において生物由来原料を用いている事に起因する感染症伝播のリスクを完全に排除することができないことについて文書を用いて患者に対して説明し、文書同意を得て使用する(ウシ胸腺由来成分を用いていることに起因するBSE伝播リスク含む)。

(1). 本品の原材料となるヒト骨髄液は、適格性が確認された健康成人ドナーより採取されたものであり、骨髄液採取時には、次の適格性を確認している。

1). 病歴、生活歴、行動歴、クロイツフェルト・ヤコブ病を含むヒト伝達性海綿状脳症(TSE)、異種移植に関連した伝染性疾患に係る問診。

2). ヒト免疫不全ウイルス(HIV−1、HIV−2)、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、パルボウイルスB19、西ナイル熱ウイルス(WNV)、梅毒トレポネーマ、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV−1、HTLV−2)、サイトメガロウイルス(CMV)、エプスタイン・バーウイルス(EBV)に対する検査を実施し、陰性であること。

(2). 製造工程において、ウイルス検査、無菌試験、マイコプラズマ否定試験及びエンドトキシン試験を実施し、適合していること。

8.3. 出血があらわれることがあるため、適宜頭部MRI又は頭部CTを実施するとともに、患者の状態を十分に観察すること〔11.1.4参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. アレルギー素因のある患者:慎重に適用すること(製造工程においてウシ及びブタ由来の原材料を用いて製造している)。

高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に適用すること。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。

(授乳婦)

授乳中の患者に使用する場合は、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施されていない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

本品の移植に関する一連の手順の詳細については、製造販売業者が提供するマニュアル等を参照すること。

14.1. 調製時の注意

14.1.1. 細胞懸濁液は調製後約3時間以内に移植すること。

14.1.2. 脳内移植用細胞剤は37℃の恒温水槽で融解すること(融解後速やかに細胞懸濁液を調製し、細胞懸濁液は凍結保存しないこと)。

14.2. 投与時の注意

14.2.1. 専用投与機器セットが汚染した場合は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

本品は指定再生医療等製品に該当することから本品を使用した場合再生医療等製品名(販売名)、製造番号又は製造記号(ロット番号)、使用日、使用した患者氏名及び住所等を記録し使用日から起算して少なくとも20年間保存すること。

貯法

(貯蔵方法及び有効期間等)

19.1. 貯蔵方法

脳内移植用細胞剤:液体窒素気相下。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(注意)

本品は、健康成人骨髄液由来の細胞を使用しており、原材料となった骨髄液を採取する際には、問診、感染症関連の検査を実施するとともに、製造工程においてウイルス検査などを実施し、感染症の伝播を防止するための安全対策を講じているが、健康成人骨髄液を原材料としていることによる感染症伝播のリスクを完全に排除することはできないため、疾病の治療上の必要性を十分に検討の上、必要最小限の使用にとどめること。

アクーゴ脳内移植用注
後発品はありません
アクーゴ脳内移植用注
アクーゴ脳内移植用注

アクーゴ脳内移植用注

ヒト (同種) 骨髄由来加工間葉系幹細胞
2026年05月改訂(第1版)
薬効分類ヒト (同種) 骨髄由来加工間葉系幹細胞
一般名バンデフィテムセル
薬価72716528
メーカーサンバイオ
最終更新
2026年05月改訂(第1版)
添付文書のPDFはこちら

用法・用量

通常、成人にはヒト(同種)骨髄由来間葉系幹細胞として、生細胞5×10の6乗個(300μL)の細胞調製液を、専用投与機器セットを用いた定位脳手術により、損傷した組織の周辺部に移植する。頭蓋骨の小孔1箇所を通り損傷周辺部に至る3つの移植経路から、1移植経路あたり細胞懸濁液100μLを最深部から5〜6mm間隔で5箇所に、1箇所あたり20μL移植する。注入速度は約10μL/minとする。移植に際しては、次を行うこと。

・ 手術開始前に脳神経外科用侵襲式頭部固定具に専用投与機器セットのガイド&ストップ、スタイレットを備えたインサーターを取り付ける。

・ 脳内移植用細胞剤を融解し、専用調製液を用いて洗浄した後、移植濃度1.67×10の6乗個/100μLになるように専用調製液で調製し、細胞懸濁液とする。専用投与機器セットの投与カニューラを固定したマイクロシリンジを専用調製液により清浄化した後、細胞懸濁液を充填する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量又は使用方法に関連する注意)

移植部位は脳損傷領域を取り囲む、皮質下の外傷近傍の組織とし、各患者の神経構造に基づき運動神経経路に最も近くなるように選択すること。脳血管系、脳溝及び脳室を避けること。

効能・効果

外傷性脳損傷に伴う慢性期運動麻痺の改善。

効能・効果に関連する注意

(効能、効果又は性能に関連する注意)

5.1. 受傷後6カ月以上が経過し運動機能障害が固定した患者で、GOS−E(Glasgow Outcome Scale−Extended)スコアが3〜6である中等度又は重度の患者に使用すること。

5.2. 運動麻痺の責任病変としての局所病変をMRI等で確認できる脳損傷患者に使用すること。

5.3. 細胞増殖を促す可能性があるため、脳腫瘍のある患者又はその既往歴のある患者には、本品の作用機序、腫瘍部位等を考慮した上で、本品使用の可否を慎重に判断すること。

5.4. 臨床試験に組み入れられた患者の背景等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本品の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

副作用

次の副作用・不具合があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

11.1. 重大な副作用・不具合

11.1.1. 痙攣発作(2.2%)。

11.1.2. 譫妄(2.2%)。

11.1.3. 平衡障害(2.2%)。

11.1.4. 出血(4.3%):頭蓋内出血があらわれることがある〔8.3参照〕。

11.1.5. 感染症(頻度不明)。

その他の副作用

11.2. その他の副作用・不具合

1). 神経系障害:(10%以上)頭痛(37.0%)、(5〜10%未満)頭部不快感(6.5%)、(5%未満)脳浮腫(4.3%)。

2). 胃腸障害:(10%以上)嘔吐(10.9%)、(5〜10%未満)悪心(6.5%)。

3). 皮膚および皮下組織障害:(5%未満)顔面腫脹(4.3%)。

4). 傷害、中毒および処置合併症:(10%以上)創合併症(26.1%)、(5〜10%未満)切開部位痛(8.7%)、処置による頭痛(8.7%)、(5%未満)処置による疼痛(4.3%)。

5). 一般・全身障害および投与部位の状態:(5〜10%未満)無力症(6.5%)、(5%未満)発熱(4.3%)。

警告

1.1. 適正な使用により安全性を確保するため、緊急時に十分対応できる医療施設において、外傷性脳損傷の治療及び定位脳手術手技に十分な知識・経験を持ち、かつ製造販売業者が実施する講習会を修了し本品の臨床試験成績及び有害事象等の知識を十分に習得した医師が本品の移植が適切と判断される症例についてのみ使用すること。

1.2. 患者が本品の有効性及び安全性を理解することが重要であるため、本品に関する臨床試験成績は限られていること及びそれを踏まえた条件及び期限付承認であること並びに移植のために定位脳手術が行われることのリスクを含めた本品の正確な情報を文書を用いて患者へ説明し、文書同意を得た上で投与すること。

禁忌

(禁忌・禁止)

2.1. 本品の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

2.2. 再使用禁止。

2.3. 再滅菌禁止(専用投与機器)。

重要な基本的注意

8.1. 製造販売業者が提供する適正使用ガイドを遵守して使用すること。

8.2. 本品の使用に当たっては、次の事項について文書を用いて患者に対して説明し、文書同意を得て、本品を使用するよう努めること。

8.2.1. 本品に関する臨床試験成績は限られていること及びそれを踏まえた条件及び期限付承認であること。

8.2.2. 本品移植のために定位脳手術が行われることのリスク。

8.2.3. 疾病の治療における本品の必要性。

8.2.4. 本品の有効性及び安全性その他本品の適正な使用のために必要な事項。

8.2.5. 本品の製造に際しては感染症の伝播を防止するための安全対策が講じられているものの、健康成人骨髄液を原材料としている事及び製造工程において生物由来原料を用いている事に起因する感染症伝播のリスクを完全に排除することができないことについて文書を用いて患者に対して説明し、文書同意を得て使用する(ウシ胸腺由来成分を用いていることに起因するBSE伝播リスク含む)。

(1). 本品の原材料となるヒト骨髄液は、適格性が確認された健康成人ドナーより採取されたものであり、骨髄液採取時には、次の適格性を確認している。

1). 病歴、生活歴、行動歴、クロイツフェルト・ヤコブ病を含むヒト伝達性海綿状脳症(TSE)、異種移植に関連した伝染性疾患に係る問診。

2). ヒト免疫不全ウイルス(HIV−1、HIV−2)、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、パルボウイルスB19、西ナイル熱ウイルス(WNV)、梅毒トレポネーマ、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV−1、HTLV−2)、サイトメガロウイルス(CMV)、エプスタイン・バーウイルス(EBV)に対する検査を実施し、陰性であること。

(2). 製造工程において、ウイルス検査、無菌試験、マイコプラズマ否定試験及びエンドトキシン試験を実施し、適合していること。

8.3. 出血があらわれることがあるため、適宜頭部MRI又は頭部CTを実施するとともに、患者の状態を十分に観察すること〔11.1.4参照〕。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. アレルギー素因のある患者:慎重に適用すること(製造工程においてウシ及びブタ由来の原材料を用いて製造している)。

高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に適用すること。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。

(授乳婦)

授乳中の患者に使用する場合は、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施されていない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

本品の移植に関する一連の手順の詳細については、製造販売業者が提供するマニュアル等を参照すること。

14.1. 調製時の注意

14.1.1. 細胞懸濁液は調製後約3時間以内に移植すること。

14.1.2. 脳内移植用細胞剤は37℃の恒温水槽で融解すること(融解後速やかに細胞懸濁液を調製し、細胞懸濁液は凍結保存しないこと)。

14.2. 投与時の注意

14.2.1. 専用投与機器セットが汚染した場合は使用しないこと。

(取扱い上の注意)

本品は指定再生医療等製品に該当することから本品を使用した場合再生医療等製品名(販売名)、製造番号又は製造記号(ロット番号)、使用日、使用した患者氏名及び住所等を記録し使用日から起算して少なくとも20年間保存すること。

貯法

(貯蔵方法及び有効期間等)

19.1. 貯蔵方法

脳内移植用細胞剤:液体窒素気相下。

保険給付上の注意、その他上記以外の使用上の注意

(注意)

本品は、健康成人骨髄液由来の細胞を使用しており、原材料となった骨髄液を採取する際には、問診、感染症関連の検査を実施するとともに、製造工程においてウイルス検査などを実施し、感染症の伝播を防止するための安全対策を講じているが、健康成人骨髄液を原材料としていることによる感染症伝播のリスクを完全に排除することはできないため、疾病の治療上の必要性を十分に検討の上、必要最小限の使用にとどめること。

後発品はありません
薬剤情報

薬剤写真、用法用量、効能効果や後発品の情報が一度に参照でき、関連情報へ簡単にアクセスができます。

一般名、製品名どちらでも検索可能!

※ ご使用いただく際に、必ず最新の添付文書および安全性情報も併せてご確認下さい。