薬剤情報
後発品
薬効分類鎮痙薬 > 抗コリン薬 過敏性腸疾患治療薬 > 抗コリン薬 排尿障害治療薬 > 抗コリン薬
一般名プロパンテリン臭化物錠
薬価7.6
メーカーファイザー
最終更新2022年03月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人には1回1錠(プロパンテリン臭化物として15mg)を1日3〜4回経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

次記疾患における分泌亢進・運動亢進ならびに疼痛:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃酸過多症、幽門痙攣、胃炎、腸炎、過敏大腸症(イリタブルコロン)、膵炎、胆道ジスキネジー、夜尿症または遺尿症、多汗症。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 眼:(5%以上)眼調節障害等。

2). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛・頭重、眩暈、眠気、不眠等。

3). 消化器:(5%以上)口渇、便秘、(0.1〜5%未満)腹部膨満感・腹部不快感、胸やけ等。

4). 呼吸器・循環器:(0.1〜5%未満)胸内苦悶等、(頻度不明)心悸亢進。

5). 過敏症:(0.1%未満)発疹等。

6). 泌尿器:(5%以上)排尿障害。

7). その他:(0.1〜5%未満)倦怠感、顔面潮紅、ほてり、嗄声。

禁忌

2.1. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.2. 前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状を悪化させるおそれがある]〔9.1.1参照〕。

2.3. 重篤な心疾患のある患者[心悸亢進を起こすおそれがある]。

2.4. 麻痺性イレウスのある患者[閉塞状態を悪化させるおそれがある]。

重要な基本的注意

眼の調節障害、眠気を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 前立腺肥大<排尿障害がある場合を除く>のある患者:排尿障害を起こすおそれがある〔2.2参照〕。

9.1.2. 甲状腺機能亢進症、うっ血性心不全、不整脈のある患者:心悸亢進を起こすおそれがある。

9.1.3. 潰瘍性大腸炎のある患者:中毒性巨大結腸を起こすおそれがある。

9.1.4. 開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。

9.1.5. 高温環境にある患者:発汗抑制が起こり、体温上昇のおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). 三環系抗うつ剤(イミプラミン、アミトリプチリン)、フェノチアジン系薬剤(プロクロルペラジン、クロルプロマジン等)[本剤の作用が増強されることがあるので、用量を調節するなど注意する(抗コリン作用が相加的に増強されるおそれがある)]。

2). モノアミン酸化酵素阻害剤[本剤の作用が増強されることがあるので、用量を調節するなど注意する(モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤は、MAO以外の薬物代謝酵素も非特異的に抑制することがあるため、同時に投与された抗コリン剤の作用を増強するおそれがある)]。

3). ジゴキシン<経口>、メチルジゴキシン<経口>[ジゴキシン、メチルジゴキシンの作用を増強するおそれがあるので、併用する場合は、血中濃度の推移、自覚症状、心電図等に注意し、慎重に投与する(本剤の抗コリン作用に基づく消化管運動の抑制により、ジゴキシン、メチルジゴキシンの消化管内の滞留時間を延長し、吸収を高めるおそれがある)]。

高齢者

抗コリン作用による眼調節障害、口渇、便秘、排尿障害等があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

貯法

(保管上の注意)

2〜8℃保存。

プロ・バンサイン錠15mg
後発品はありません
プロ・バンサイン錠15mg
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プロ・バンサイン錠15mg

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2022年03月改訂(第1版)
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後発品
薬効分類鎮痙薬 > 抗コリン薬 過敏性腸疾患治療薬 > 抗コリン薬 排尿障害治療薬 > 抗コリン薬
一般名プロパンテリン臭化物錠
薬価7.6
メーカーファイザー
最終更新2022年03月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人には1回1錠(プロパンテリン臭化物として15mg)を1日3〜4回経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

次記疾患における分泌亢進・運動亢進ならびに疼痛:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃酸過多症、幽門痙攣、胃炎、腸炎、過敏大腸症(イリタブルコロン)、膵炎、胆道ジスキネジー、夜尿症または遺尿症、多汗症。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 眼:(5%以上)眼調節障害等。

2). 精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛・頭重、眩暈、眠気、不眠等。

3). 消化器:(5%以上)口渇、便秘、(0.1〜5%未満)腹部膨満感・腹部不快感、胸やけ等。

4). 呼吸器・循環器:(0.1〜5%未満)胸内苦悶等、(頻度不明)心悸亢進。

5). 過敏症:(0.1%未満)発疹等。

6). 泌尿器:(5%以上)排尿障害。

7). その他:(0.1〜5%未満)倦怠感、顔面潮紅、ほてり、嗄声。

禁忌

2.1. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。

2.2. 前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状を悪化させるおそれがある]〔9.1.1参照〕。

2.3. 重篤な心疾患のある患者[心悸亢進を起こすおそれがある]。

2.4. 麻痺性イレウスのある患者[閉塞状態を悪化させるおそれがある]。

重要な基本的注意

眼の調節障害、眠気を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 前立腺肥大<排尿障害がある場合を除く>のある患者:排尿障害を起こすおそれがある〔2.2参照〕。

9.1.2. 甲状腺機能亢進症、うっ血性心不全、不整脈のある患者:心悸亢進を起こすおそれがある。

9.1.3. 潰瘍性大腸炎のある患者:中毒性巨大結腸を起こすおそれがある。

9.1.4. 開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。

9.1.5. 高温環境にある患者:発汗抑制が起こり、体温上昇のおそれがある。

相互作用

10.2. 併用注意:

1). 三環系抗うつ剤(イミプラミン、アミトリプチリン)、フェノチアジン系薬剤(プロクロルペラジン、クロルプロマジン等)[本剤の作用が増強されることがあるので、用量を調節するなど注意する(抗コリン作用が相加的に増強されるおそれがある)]。

2). モノアミン酸化酵素阻害剤[本剤の作用が増強されることがあるので、用量を調節するなど注意する(モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤は、MAO以外の薬物代謝酵素も非特異的に抑制することがあるため、同時に投与された抗コリン剤の作用を増強するおそれがある)]。

3). ジゴキシン<経口>、メチルジゴキシン<経口>[ジゴキシン、メチルジゴキシンの作用を増強するおそれがあるので、併用する場合は、血中濃度の推移、自覚症状、心電図等に注意し、慎重に投与する(本剤の抗コリン作用に基づく消化管運動の抑制により、ジゴキシン、メチルジゴキシンの消化管内の滞留時間を延長し、吸収を高めるおそれがある)]。

高齢者

抗コリン作用による眼調節障害、口渇、便秘、排尿障害等があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

貯法

(保管上の注意)

2〜8℃保存。

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