薬剤情報
後発品
薬効分類皮膚潰瘍治療薬 > プロスタグランジンE1 (PGE1) 誘導体
一般名アルプロスタジルアルファデクス軟膏
薬価37.5
メーカー小野薬品
最終更新2020年09月改訂(第1版)

用法・用量

症状および病巣の大きさに応じて適量を使用する。

潰瘍周囲から潰瘍部にかけて消毒・清拭した後、1日2回、適量をガーゼなどにのばしてこれを潰瘍部に貼付するか、潰瘍部に直接塗布し、ガーゼなどで保護する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約8週間以上使用しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮すること。

効能・効果

褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍、術後皮膚潰瘍)。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

熱傷潰瘍に本剤を使用する場合、本剤の対象は熱傷後の二次損傷により生じた熱傷潰瘍であるので、新鮮熱傷に対しては他の適切な療法を考慮すること。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

使用部位:(1%以上)疼痛、刺激感、(1%未満)接触性皮膚炎、そう痒、熱感、落屑、浮腫、(頻度不明)出血、発赤、滲出液増加。

禁忌

2.1. 重篤な心不全のある患者[心不全を増強させるおそれがある]。

2.2. 出血(頭蓋内出血、出血性眼疾患、消化管出血、喀血等)している患者[出血を助長するおそれがある]。

2.3. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。

2.4. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. 本剤は原則として大量(1日塗布量として10gを超える)投与を避けること。しかし、大量投与する場合は、本剤の有効成分であるアルプロスタジル アルファデクスを全身的投与した場合と同様の症状が出現するおそれがあるので、血圧、脈拍等を観察しながら慎重に投与し、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置をとること。

8.2. 潰瘍の改善に伴って形成される新生肉芽は、軽微な刺激により新生血管が損傷し、出血症状を招くことがあるので、ガーゼの交換等の処置は十分注意して行うこと。

8.3. 褥瘡、皮膚潰瘍の創部では出血傾向が認められることがあるので、本剤を使用して出血傾向増強した場合は、本剤の使用を中止すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 心不全のある患者:心不全を増強させるおそれがある。

9.1.2. 重症糖尿病患者:網膜症等、脆弱血管からの出血を助長するおそれがある。

9.1.3. 出血傾向のある患者:出血を助長するおそれがある。

9.1.4. 胃潰瘍の合併症及び既往歴のある患者:出血を助長するおそれがある。

9.1.5. 抗血小板剤投与中、血栓溶解剤投与中、抗凝血剤投与中の患者〔10.2参照〕。

9.1.6. 緑内障、眼圧亢進のある患者:動物実験(ウサギ)で眼圧上昇が報告されている。

相互作用

10.2. 併用注意:

抗血小板剤(アスピリン、チクロピジン、シロスタゾール)、血栓溶解剤(ウロキナーゼ)、抗凝血剤(ヘパリン、ワルファリン)〔9.1.5参照〕[出血傾向の増強をきたすおそれがあるので、観察を十分に行い、用量を調節するなど注意すること(本剤は血小板凝集能を抑制するため、類似の作用を持つ薬剤を併用することにより作用を増強することが考えられる)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(アルプロスタジルには子宮収縮作用が認められている)〔2.3参照〕。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤使用時の注意

14.1.1. 本剤には抗菌作用はないので次について注意すること。

・ 潰瘍面を消毒・清拭後、貼付又は塗布すること。

・ 感染があらわれた場合には、抗生物質を投与するなどの適切な処置を行い、経過を観察すること。

14.1.2. 本剤には薬理作用上、壊死組織を積極的に融解する作用はないので、使用前に必要に応じ壊死組織を除去すること。

14.1.3. 眼科用に使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

プロスタンディン軟膏0.003%
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一般名アルプロスタジルアルファデクス軟膏
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メーカー小野薬品
最終更新2020年09月改訂(第1版)

用法・用量

症状および病巣の大きさに応じて適量を使用する。

潰瘍周囲から潰瘍部にかけて消毒・清拭した後、1日2回、適量をガーゼなどにのばしてこれを潰瘍部に貼付するか、潰瘍部に直接塗布し、ガーゼなどで保護する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約8週間以上使用しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮すること。

効能・効果

褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍、術後皮膚潰瘍)。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

熱傷潰瘍に本剤を使用する場合、本剤の対象は熱傷後の二次損傷により生じた熱傷潰瘍であるので、新鮮熱傷に対しては他の適切な療法を考慮すること。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

使用部位:(1%以上)疼痛、刺激感、(1%未満)接触性皮膚炎、そう痒、熱感、落屑、浮腫、(頻度不明)出血、発赤、滲出液増加。

禁忌

2.1. 重篤な心不全のある患者[心不全を増強させるおそれがある]。

2.2. 出血(頭蓋内出血、出血性眼疾患、消化管出血、喀血等)している患者[出血を助長するおそれがある]。

2.3. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。

2.4. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

重要な基本的注意

8.1. 本剤は原則として大量(1日塗布量として10gを超える)投与を避けること。しかし、大量投与する場合は、本剤の有効成分であるアルプロスタジル アルファデクスを全身的投与した場合と同様の症状が出現するおそれがあるので、血圧、脈拍等を観察しながら慎重に投与し、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置をとること。

8.2. 潰瘍の改善に伴って形成される新生肉芽は、軽微な刺激により新生血管が損傷し、出血症状を招くことがあるので、ガーゼの交換等の処置は十分注意して行うこと。

8.3. 褥瘡、皮膚潰瘍の創部では出血傾向が認められることがあるので、本剤を使用して出血傾向増強した場合は、本剤の使用を中止すること。

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 心不全のある患者:心不全を増強させるおそれがある。

9.1.2. 重症糖尿病患者:網膜症等、脆弱血管からの出血を助長するおそれがある。

9.1.3. 出血傾向のある患者:出血を助長するおそれがある。

9.1.4. 胃潰瘍の合併症及び既往歴のある患者:出血を助長するおそれがある。

9.1.5. 抗血小板剤投与中、血栓溶解剤投与中、抗凝血剤投与中の患者〔10.2参照〕。

9.1.6. 緑内障、眼圧亢進のある患者:動物実験(ウサギ)で眼圧上昇が報告されている。

相互作用

10.2. 併用注意:

抗血小板剤(アスピリン、チクロピジン、シロスタゾール)、血栓溶解剤(ウロキナーゼ)、抗凝血剤(ヘパリン、ワルファリン)〔9.1.5参照〕[出血傾向の増強をきたすおそれがあるので、観察を十分に行い、用量を調節するなど注意すること(本剤は血小板凝集能を抑制するため、類似の作用を持つ薬剤を併用することにより作用を増強することが考えられる)]。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(アルプロスタジルには子宮収縮作用が認められている)〔2.3参照〕。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤使用時の注意

14.1.1. 本剤には抗菌作用はないので次について注意すること。

・ 潰瘍面を消毒・清拭後、貼付又は塗布すること。

・ 感染があらわれた場合には、抗生物質を投与するなどの適切な処置を行い、経過を観察すること。

14.1.2. 本剤には薬理作用上、壊死組織を積極的に融解する作用はないので、使用前に必要に応じ壊死組織を除去すること。

14.1.3. 眼科用に使用しないこと。

貯法

(保管上の注意)

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