薬剤情報
後発品
薬効分類ビタミン剤
一般名レチノール・カルシフェロール配合剤
薬価6.3
メーカー武田テバ薬品
最終更新2019年09月改訂(第10版)

用法・用量

通常成人1日1〜2gを経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)。

効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 脳神経系:(頻度不明)大泉門膨隆、神経過敏、頭痛[過剰投与によるビタミンA過剰症状]。

2). 消化器:(頻度不明)食欲不振[過剰投与によるビタミンA過剰症状、過剰投与によるビタミンD過剰症状]、*嘔吐[*:過剰投与によるビタミンA過剰症状]、※口渇、※便秘[※:過剰投与によるビタミンD過剰症状]。

3). 肝臓:(頻度不明)肝腫大[過剰投与によるビタミンA過剰症状]。

4). 泌尿器:(頻度不明)多尿[過剰投与によるビタミンD過剰症状]。

5). 皮膚:(頻度不明)脱毛、皮膚そう痒感[過剰投与によるビタミンA過剰症状]。

6). 過敏症:(頻度不明)発疹、紅斑、そう痒感等。

7). その他:(頻度不明)体重増加停止、四肢痛[過剰投与によるビタミンA過剰症状]、※体重減少、※発熱[※:過剰投与によるビタミンD過剰症状]。

禁忌

妊娠3ヵ月以内<ビタミンA欠乏症の女性は除く>又は妊娠を希望する女性<ビタミンA欠乏症の女性は除く>へのビタミンA5000IU/日以上の投与〔9.5.1参照〕。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 悪性貧血の患者:適切な治療を行うこと(血液状態は改善するが、神経症状に効果がない)。

なお、診断の確立していない悪性貧血の患者の場合、血液状態の改善により悪性貧血を隠蔽し、診断及び治療に影響を与えるので注意すること。

(生殖能を有する者)

〔9.5.1参照〕。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

9.5.1. 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性:ビタミンA欠乏症の治療に用いる場合を除いて本剤を投与しないこと(なお、ビタミンAの補給を目的として本剤を用いる場合は食品などからの摂取量に注意し、本剤による投与は5000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと)。外国において、妊娠前3ヵ月から妊娠初期3ヵ月までにビタミンAを10000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果がある〔2.禁忌、9.4生殖能を有する者の項参照〕。

9.5.2. 妊婦<妊娠3ヵ月以内の女性は除く>又は妊娠している可能性のある女性:大量投与を避けること(ビタミンDの大量投与により胎児障害を起こすとの報告がある)。

小児等

9.7.1. 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.7.2. ビタミンA過剰症、ビタミンD過剰症を起こしやすい。

臨床検査結果に及ぼす影響

ビタミンB2により、尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤調製時の注意

本剤はアルカリ剤、吸湿性薬剤と配合しないこと。

(取扱い上の注意)

アルミ袋開封後は、湿気を避けて遮光して保存すること(本剤は特に吸湿しやすい製剤である)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

調剤用パンビタン末
後発品はありません
調剤用パンビタン末
調剤用パンビタン末

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ビタミン剤
2019年09月改訂(第10版)
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後発品
薬効分類ビタミン剤
一般名レチノール・カルシフェロール配合剤
薬価6.3
メーカー武田テバ薬品
最終更新2019年09月改訂(第10版)

用法・用量

通常成人1日1〜2gを経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)。

効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 脳神経系:(頻度不明)大泉門膨隆、神経過敏、頭痛[過剰投与によるビタミンA過剰症状]。

2). 消化器:(頻度不明)食欲不振[過剰投与によるビタミンA過剰症状、過剰投与によるビタミンD過剰症状]、*嘔吐[*:過剰投与によるビタミンA過剰症状]、※口渇、※便秘[※:過剰投与によるビタミンD過剰症状]。

3). 肝臓:(頻度不明)肝腫大[過剰投与によるビタミンA過剰症状]。

4). 泌尿器:(頻度不明)多尿[過剰投与によるビタミンD過剰症状]。

5). 皮膚:(頻度不明)脱毛、皮膚そう痒感[過剰投与によるビタミンA過剰症状]。

6). 過敏症:(頻度不明)発疹、紅斑、そう痒感等。

7). その他:(頻度不明)体重増加停止、四肢痛[過剰投与によるビタミンA過剰症状]、※体重減少、※発熱[※:過剰投与によるビタミンD過剰症状]。

禁忌

妊娠3ヵ月以内<ビタミンA欠乏症の女性は除く>又は妊娠を希望する女性<ビタミンA欠乏症の女性は除く>へのビタミンA5000IU/日以上の投与〔9.5.1参照〕。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

(合併症・既往歴等のある患者)

9.1.1. 悪性貧血の患者:適切な治療を行うこと(血液状態は改善するが、神経症状に効果がない)。

なお、診断の確立していない悪性貧血の患者の場合、血液状態の改善により悪性貧血を隠蔽し、診断及び治療に影響を与えるので注意すること。

(生殖能を有する者)

〔9.5.1参照〕。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

9.5.1. 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性:ビタミンA欠乏症の治療に用いる場合を除いて本剤を投与しないこと(なお、ビタミンAの補給を目的として本剤を用いる場合は食品などからの摂取量に注意し、本剤による投与は5000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと)。外国において、妊娠前3ヵ月から妊娠初期3ヵ月までにビタミンAを10000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果がある〔2.禁忌、9.4生殖能を有する者の項参照〕。

9.5.2. 妊婦<妊娠3ヵ月以内の女性は除く>又は妊娠している可能性のある女性:大量投与を避けること(ビタミンDの大量投与により胎児障害を起こすとの報告がある)。

小児等

9.7.1. 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.7.2. ビタミンA過剰症、ビタミンD過剰症を起こしやすい。

臨床検査結果に及ぼす影響

ビタミンB2により、尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。

適用上の注意、取扱い上の注意

(適用上の注意)

14.1. 薬剤調製時の注意

本剤はアルカリ剤、吸湿性薬剤と配合しないこと。

(取扱い上の注意)

アルミ袋開封後は、湿気を避けて遮光して保存すること(本剤は特に吸湿しやすい製剤である)。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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