本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.
文字通り院内で発生する肺炎であり、 市中肺炎とは起炎菌が全く異なる. 以下それぞれの定義.
死亡率はCAP(10%)に比べてHCAP(19.8%)、HAP(18.8%)、VAP(29.3%)と有意に高い¹⁾
患者の多剤耐性菌のリスク、 重症度、 グラム染⾊所⾒から総合的に抗菌薬を決定する.
(1)軽症 かつ 多剤耐性菌リスク(−) かつ 喀痰グラム染⾊で緑膿菌を疑う細いGNRを認めない
(2)重症 または 多剤耐性菌リスク(+) または 喀痰グラム染⾊で緑膿菌を疑う細いGNRを認める
(3) カルバペネムは第一選択ではないが、PIPC/TAZやCFPMを使⽤しても改善せず、かつ喀痰グラム染⾊でGNRを優位に認める場合に使用
(4)喀痰グラム染⾊で 黄色ブドウ球菌を疑うGPC clusterを大量認める場合
その他のポイント
誤診が多く、他の疾患を十分除外する必要がある疾患である. 抗菌薬投与前に適切に採取された喀痰培養が陰性の場合は、肺炎ではなく その他の疾患を考える.
最終更新:2023年3月23日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.
文字通り院内で発生する肺炎であり、 市中肺炎とは起炎菌が全く異なる. 以下それぞれの定義.
死亡率はCAP(10%)に比べてHCAP(19.8%)、HAP(18.8%)、VAP(29.3%)と有意に高い¹⁾
患者の多剤耐性菌のリスク、 重症度、 グラム染⾊所⾒から総合的に抗菌薬を決定する.
(1)軽症 かつ 多剤耐性菌リスク(−) かつ 喀痰グラム染⾊で緑膿菌を疑う細いGNRを認めない
(2)重症 または 多剤耐性菌リスク(+) または 喀痰グラム染⾊で緑膿菌を疑う細いGNRを認める
(3) カルバペネムは第一選択ではないが、PIPC/TAZやCFPMを使⽤しても改善せず、かつ喀痰グラム染⾊でGNRを優位に認める場合に使用
(4)喀痰グラム染⾊で 黄色ブドウ球菌を疑うGPC clusterを大量認める場合
その他のポイント
誤診が多く、他の疾患を十分除外する必要がある疾患である. 抗菌薬投与前に適切に採取された喀痰培養が陰性の場合は、肺炎ではなく その他の疾患を考える.
最終更新:2023年3月23日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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監修は、SNSを用いた医学情報共有や医学教育を専門とする、聖路加国際病院救急部の清水真人先生。デジタルデバイスで読みやすいHOKUTOオリジナルの図表をご用意いたしました!