本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.
Tokyo Guideline 2018 (TG18) を含んだ『急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018』が胆管炎・胆嚢炎の診断や重症度分類・治療に広く用いられている.
1. 全身の炎症所見
2. 胆汁うっ滞所見
3.胆管病変の画像所見
以下のいずれかを伴う場合は 「重症」 である
初診時、 5項目中2項目該当する場合は 「中等症」
※上記の項目に該当しないが、 初期治療に反応しなかった急性胆管炎症も「中等症」
「中等症」 「重症」 の基準を満たさないもの
胆道感染症の原因菌は、E.coli (31~44%)、 Klebsiella (9~11%)、Pseudomonas (0.5~19%)などのGNR、 腸球菌 (3~34%)、 Streptococcus (2~10%)などのGPC、嫌気性菌4~20%。 胆道感染では様々な細菌が分離されており、抗菌薬の選択は地域の感受性パターンに依存する点も大きいが、患者の重症度に応じGNRおよび嫌気性菌をカバーできるものが良い。
▼軽症〜中等症:以下いずれか
▼重症/医療関連感染:以下いずれか
1) 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン改訂出版委員会. 急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン2018. 医学図書出版
最終更新:2024年4月14日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.
Tokyo Guideline 2018 (TG18) を含んだ『急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018』が胆管炎・胆嚢炎の診断や重症度分類・治療に広く用いられている.
1. 全身の炎症所見
2. 胆汁うっ滞所見
3.胆管病変の画像所見
以下のいずれかを伴う場合は 「重症」 である
初診時、 5項目中2項目該当する場合は 「中等症」
※上記の項目に該当しないが、 初期治療に反応しなかった急性胆管炎症も「中等症」
「中等症」 「重症」 の基準を満たさないもの
胆道感染症の原因菌は、E.coli (31~44%)、 Klebsiella (9~11%)、Pseudomonas (0.5~19%)などのGNR、 腸球菌 (3~34%)、 Streptococcus (2~10%)などのGPC、嫌気性菌4~20%。 胆道感染では様々な細菌が分離されており、抗菌薬の選択は地域の感受性パターンに依存する点も大きいが、患者の重症度に応じGNRおよび嫌気性菌をカバーできるものが良い。
▼軽症〜中等症:以下いずれか
▼重症/医療関連感染:以下いずれか
1) 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン改訂出版委員会. 急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン2018. 医学図書出版
最終更新:2024年4月14日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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監修は、SNSを用いた医学情報共有や医学教育を専門とする、聖路加国際病院救急部の清水真人先生。デジタルデバイスで読みやすいHOKUTOオリジナルの図表をご用意いたしました!