内容
監修医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではございません.  個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください. 

ポイント

  • 壊死性筋膜炎を必ず否定する!
  • 蜂窩織炎 = CEZ、CTRX ではない!
  • 黄色ブドウ球菌、 連鎖球菌感染が一般的だが、 免疫不全者では非典型的な菌も!
  • 血液培養は案外陽性になる!

病態

  • 表皮、 真皮を超え、 皮下組織まで感染が及んだ状態. 真皮に留まるものは丹毒 (erysipelas)
  • 連鎖球菌黄色ブドウ球菌が主だが, 免疫不全者や特定の状況下では非典型的な菌が原因となりうる

その他の原因菌

  • 免疫不全者:腸内細菌, 緑膿菌など
  • ネコ咬傷:Pasteurella multocida
  • イヌ咬傷:Capnocytophaga canimorsus
  • 熱帯魚水槽 :Mycobacterium marinum
  • 免疫不全者の海水暴露:Vibrio vulnificus
  • 免疫不全者の淡水暴露:Aeromonas hydrophila

診断

  • まず壊死性筋膜炎壊死性脂肪織炎を否定.
  • 以下の場合、外科コンサルトと広域抗菌薬.

危険な所見

  • エコーで筋膜上に>4mmの液体貯留
  • 不自然に強い疼痛
  • 数時間単位での進行
  • 握雪感がある

蜂窩織炎の所見と対応

  • 皮膚の発赤、 腫脹、 疼痛、 熱感を認める.
  • 初期は発赤を欠き, 皮膚の熱感, 疼痛のみ認める場合もある.
  • 悪寒戦慄時血液培養2セット採取.
  • 皮下膿瘍を合併例ではドレナージし、グラム染色で菌体を確認.

治療

MSSA、連鎖球菌に対して

S.pyogenes (A群β溶連菌) を疑う場合

ショックや壊死性筋膜炎疑い

外来治療例

その他の治療

  • 浮腫改善のため安静時の下肢挙上を指示.
  • 掻痒感が出現するが、 掻いたりタオルで洗わないように指導.

鑑別疾患

  • 関節炎の鑑別:偽痛風、痛風、化膿性関節炎
  • 深部静脈血栓症
  • 再発性多発軟骨炎
  • 接触性皮膚炎、薬疹 (TEN、SJS)、 Sweet病

最終更新:2021年10月17日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人
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  • 蜂窩織炎 = CEZ、CTRX ではない!
  • 黄色ブドウ球菌、 連鎖球菌感染が一般的だが、 免疫不全者では非典型的な菌も!
  • 血液培養は案外陽性になる!

病態

  • 表皮、 真皮を超え、 皮下組織まで感染が及んだ状態. 真皮に留まるものは丹毒 (erysipelas)
  • 連鎖球菌黄色ブドウ球菌が主だが, 免疫不全者や特定の状況下では非典型的な菌が原因となりうる

その他の原因菌

  • 免疫不全者:腸内細菌, 緑膿菌など
  • ネコ咬傷:Pasteurella multocida
  • イヌ咬傷:Capnocytophaga canimorsus
  • 熱帯魚水槽 :Mycobacterium marinum
  • 免疫不全者の海水暴露:Vibrio vulnificus
  • 免疫不全者の淡水暴露:Aeromonas hydrophila

診断

  • まず壊死性筋膜炎壊死性脂肪織炎を否定.
  • 以下の場合、外科コンサルトと広域抗菌薬.

危険な所見

  • エコーで筋膜上に>4mmの液体貯留
  • 不自然に強い疼痛
  • 数時間単位での進行
  • 握雪感がある

蜂窩織炎の所見と対応

  • 皮膚の発赤、 腫脹、 疼痛、 熱感を認める.
  • 初期は発赤を欠き, 皮膚の熱感, 疼痛のみ認める場合もある.
  • 悪寒戦慄時血液培養2セット採取.
  • 皮下膿瘍を合併例ではドレナージし、グラム染色で菌体を確認.

治療

MSSA、連鎖球菌に対して

S.pyogenes (A群β溶連菌) を疑う場合

ショックや壊死性筋膜炎疑い

外来治療例

その他の治療

  • 浮腫改善のため安静時の下肢挙上を指示.
  • 掻痒感が出現するが、 掻いたりタオルで洗わないように指導.

鑑別疾患

  • 関節炎の鑑別:偽痛風、痛風、化膿性関節炎
  • 深部静脈血栓症
  • 再発性多発軟骨炎
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