腫瘍崩壊症候群

Tumor lysis syndrome

SOC | 器官別大分類

代謝および栄養障害

Metabolism and nutrition disorders

CTCAE v6.0(日本語版)

Grade 1

検査所見による腫瘍崩壊症候群 (LTLS) かつクレアチニン>基準範囲上限 ~ 1.5×基準範囲上限.

Grade 2

LTLSかつクレアチニン<1.5 ~ 3.0×基準範囲上限

内科的に管理可能な心臓不整脈

短時間の単回の全般発作

抗痙攣薬でよくコントロールされた痙攣発作

頻回ではない焦点性運動発作で年齢相応の身の回り以外の日常生活動作の制限はない

年齢相応の正常日常活動への軽度/中等度の影響 (小児).

Grade 3

LTLSかつクレアチニン>3.0 ~ 6.0×基準範囲上限

機器 (例: 除細動器) により管理可能な心臓不整脈

意識の変容を伴う痙攣発作

コントロール不良の痙攣発作

内科的治療によっても生じる治療抵抗性全般発作.

Grade 4

LTLSかつクレアチニン>6.0×基準範囲上限

生命を脅かす心臓不整脈もしくは痙攣発作.

Grade 5

死亡

v5.0からの変更点

・Grade 1が追加

・Grade 2が追加

・Grade 3が変更

・Grade 4が変更

・定義が変更

検索上の注意(ナビゲーションノート)

特記事項なし

腫瘍崩壊症候群の定義

特発性または治療による腫瘍細胞の崩壊が原因で生じる代謝異常。臨床的腫瘍崩壊症候群(CTLS)は検査所見による腫瘍崩壊症候群(LTLS)の規準に加えて1つ以上の臨床症状を有することと定義される。LTLSは化学療法の開始3日前から開始7日後までに以下の2つ以上の検査値異常を有することとされる。尿酸≧476 mcmol/Lまたはベースラインから25%増加、カリウム≧6.0 mmol/Lまたはベースラインから25%増加、リン≧2.1 mmol/L(小児)/1.45 mmol/L(成人)またはベースラインから25%増加、カルシウム≦1.75 mmol/Lまたはベースラインから25%減少

CTCAE(日本語版)

CTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)とは、臨床試験や治療中に発生する副作用の頻度と重症度を統一的に評価するための国際基準です。治療による副作用の症状や影響範囲を明確に定義し、一貫した情報共有と患者の安全確保に役立ちます。