血管障害 Vascular disorders |
Grade 1 | 成人:収縮期血圧120-139 mmHgもしくは拡張期血圧80-89 mmHg 小児:収縮期/拡張期血圧>90パーセンタイルかつ<95パーセンタイル 青年:<95パーセンタイルであっても, 血圧≧120/80 mmHg |
Grade 2 | 成人:収縮期血圧140-159 mmHg または 拡張期血圧 90-99 mmHg. ベースラインで行っていた内科的治療の変更を要する. 再発性または 持続性 (≧24 時間) . 症状を伴う>20 mmHg (拡張期血圧) の上昇または 以前正常であった場合は>140/90 mmHg への上昇 (以前正常であった場合) . 単剤の薬物治療を要する. 小児および青年:再発性もしくは持続性 (≧24時間) の>基準範囲上限の血圧上昇. または 単剤の薬物治療を要する. または 収縮期/拡張期血圧が>95パーセンタイルと99パーセンタイルの5 mmHg上の間 青年:<95パーセンタイルであっても, 収縮期血圧130-139 mmHgもしくは拡張期血圧80-89 mmHg. |
Grade 3 | 成人:収縮期血圧≧160 mmHgもしくは拡張期血圧≧100 mmHg. または 内科的治療を要する. または 2種類以上の薬物治療もしくは以前よりも強い治療を要する. 小児および青年: 収縮期/拡張期血圧が99パーセンタイルより5 mmHg上回る. |
Grade 4 | 成人および小児: 生命を脅かす (例: 悪性高血圧, 一過性もしくは恒久的な神経障害, 高血圧クリーゼ) 、または 緊急処置を要する. |
Grade 5 | 死亡 |
病的な血圧の上昇. |
特記事項なし |
CTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)とは、臨床試験や治療中に発生する副作用の頻度と重症度を統一的に評価するための国際基準です。治療による副作用の症状や影響範囲を明確に定義し、一貫した情報共有と患者の安全確保に役立ちます。