概要
計算
監修医師

高Na血症における水欠乏量とは?

自由水欠乏量 =  ( Na/140-1) × 体内総水分量
 ※体内総水分量= 体重 × 男性0.6/女性0.5

自由水欠乏量は、 患者が適切な血漿ナトリウム濃度に達するために必要な水分量を示し、 上記の式より推算可能である¹⁾。

使用上の注意点

⾼Na⾎症を急速に補正すると、 脳浮腫を起こす可能性があるため、 1⽇あたりΔ10mEq/L程度に低下を抑えることが安全とされる。

*ただし低Naほど補正の上限に関するエビデンスは多くない

高Na血症補正のための5ステップ

  1. 原因を検討する
  2. ⾃由⽔⽋乏量を計算する (🔢こちら)
  3. ⾎漿Naを10mEq/L/⽇の速度で下げる際の1⽇分の必要な⾃由⽔を計算する
  4. 尿中の⾃由⽔排泄量を計算する (🔢こちら)
  5. 1⽇に投与する⾃由⽔を計算する
  6. 5%ブドウ糖で補正時の速度を計算する

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関連コンテンツ

高ナトリウム血症

🔢高Na血症における自由水欠乏量

🔢⾃由⽔排泄量の推算式

参考文献

1) Hypernatremia. N Engl J Med. 2000 May 18;342(20):1493-9. PMID: 10816188

最終更新日:2023年4月2日
監修・作図:HOKUTO編集部専門医

高Na血症における自由水欠乏量
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高Na血症における自由水欠乏量
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高Na血症における自由水欠乏量

高Na血症における自由水欠乏量の推算式
2023年09月13日更新
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高Na血症における水欠乏量とは?

自由水欠乏量 =  ( Na/140-1) × 体内総水分量
 ※体内総水分量= 体重 × 男性0.6/女性0.5

自由水欠乏量は、 患者が適切な血漿ナトリウム濃度に達するために必要な水分量を示し、 上記の式より推算可能である¹⁾。

使用上の注意点

⾼Na⾎症を急速に補正すると、 脳浮腫を起こす可能性があるため、 1⽇あたりΔ10mEq/L程度に低下を抑えることが安全とされる。

*ただし低Naほど補正の上限に関するエビデンスは多くない

高Na血症補正のための5ステップ

  1. 原因を検討する
  2. ⾃由⽔⽋乏量を計算する (🔢こちら)
  3. ⾎漿Naを10mEq/L/⽇の速度で下げる際の1⽇分の必要な⾃由⽔を計算する
  4. 尿中の⾃由⽔排泄量を計算する (🔢こちら)
  5. 1⽇に投与する⾃由⽔を計算する
  6. 5%ブドウ糖で補正時の速度を計算する

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参考文献

1) Hypernatremia. N Engl J Med. 2000 May 18;342(20):1493-9. PMID: 10816188

最終更新日:2023年4月2日
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