概要
計算
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ステロイドの効力比と等価用量

ステロイドの効力比と等価用量

▼投与方法は?

ステロイド全身投与は内服が基本だが、 パルス療法など短時間に大量投与する場合は注射剤を選択する。

▼内服⇔注射の切替の際の用量調節は?

経口ステロイド剤は吸収率が高いため、 「内服⇔注射の切替の際の用量調節は不要」 と言われている。

▼投与目安は?

連日投与の場合は生体内利用率の低下を考慮し、 臨床効果を見て投与量調節すると良い。 また、 内服ステロイド1錠中のステロイド量は、 健康成人のヒドロコルチゾン分泌量 (約20mg/日)と同等となっており¹⁾、 臨床上の投与量の目安とされている。 ただし、ヒドロコルチゾン分泌量について、 10mg/日程度とする文献もあり議論が分かれている²⁾³⁾。

💊薬剤添付文書

コートリル®︎錠ソル・コーテフ®︎注コートン®︎錠プレドニン®︎錠/メドロール®︎錠ソル・メドロール®︎注レダコート®︎錠デカドロン®︎錠/リンデロン®︎錠/

出典

  1. Cortisol production rate. II. Normal infants, children, and adults. Pediatrics. 1966 Jan;37(1):34-42. PMID: 5323003
  2. Schimmer BP, Funder JW. ACTH, Adrenal Steroids, and Pharmacology of the Adrenal Cortex. In: Goodman & Gilman's: The Pharmacological Basis of Therapeutics, 12th ed, Brunton LL, Chabner BA, Knollmann BC (Eds), McGraw-Hill Education 2011.
  3. Daily cortisol production rate in man determined by stable isotope dilution/mass spectrometry. J Clin Endocrinol Metab. 1991 Jan;72(1):39-45. PMID: 1986026
最終更新 : 2024年3月23日
監修医師 : HOKUTO編集部医師

ステロイドの効力比と等価用量
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ステロイド切替時の用量換算
2024年03月23日更新
概要
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▼投与方法は?

ステロイド全身投与は内服が基本だが、 パルス療法など短時間に大量投与する場合は注射剤を選択する。

▼内服⇔注射の切替の際の用量調節は?

経口ステロイド剤は吸収率が高いため、 「内服⇔注射の切替の際の用量調節は不要」 と言われている。

▼投与目安は?

連日投与の場合は生体内利用率の低下を考慮し、 臨床効果を見て投与量調節すると良い。 また、 内服ステロイド1錠中のステロイド量は、 健康成人のヒドロコルチゾン分泌量 (約20mg/日)と同等となっており¹⁾、 臨床上の投与量の目安とされている。 ただし、ヒドロコルチゾン分泌量について、 10mg/日程度とする文献もあり議論が分かれている²⁾³⁾。

💊薬剤添付文書

コートリル®︎錠ソル・コーテフ®︎注コートン®︎錠プレドニン®︎錠/メドロール®︎錠ソル・メドロール®︎注レダコート®︎錠デカドロン®︎錠/リンデロン®︎錠/

出典

  1. Cortisol production rate. II. Normal infants, children, and adults. Pediatrics. 1966 Jan;37(1):34-42. PMID: 5323003
  2. Schimmer BP, Funder JW. ACTH, Adrenal Steroids, and Pharmacology of the Adrenal Cortex. In: Goodman & Gilman's: The Pharmacological Basis of Therapeutics, 12th ed, Brunton LL, Chabner BA, Knollmann BC (Eds), McGraw-Hill Education 2011.
  3. Daily cortisol production rate in man determined by stable isotope dilution/mass spectrometry. J Clin Endocrinol Metab. 1991 Jan;72(1):39-45. PMID: 1986026
最終更新 : 2024年3月23日
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