holiday-segarの輸液計算式とは？

1957年HollidayとSegarによって発表された古典的な小児の維持輸液量の計算式

約40mL/100kcal/24hの汗による排泄と約60mL/100kcal/24hの尿による排泄を補うことができる｡ 係数から ｢4-2-1ルール｣ と呼ばれることもある｡

使用上の注意

50年以上に渡り使われているが､ 健康児と病児に同じ式を使っていいのか疑問の声もあり､ 高ストレス下にある児に対してはHolliday-Segarの計算式で算出した維持輸液量の1/3~1/2程度にとどめることも提唱されている｡

参考文献

1. The maintenance need for water in parenteral fluid therapy. Pediatrics. 1957 May;19(5):823-32. PMID: 13431307

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最終更新：2022年12月7日

監修医師：HOKUTO編集部監修医師