カナダ失神リスクスコア (Canadian Syncope Risk Score) は、 2016年にVenkateshらにより開発された失神の予後予測スコアである¹⁾。 オリジナル文献では、 30日以内に重篤な有害事象*が生じるかどうかを調べることを目的とされた¹⁾。
対象は16歳以上の24時間以内に発生した失神患者で、 それぞれの項目には異なるスコアが割り当てられ、その合計により30日後の有害事象発生リスクが算出される
2010年9月から2014年2月までの間に6つの大きな救急部門に訪れた4030人の失神患者が前向きに登録された¹⁾。 30日後の有害事象発生率は全体で3.6%であった。 -3点の有害事象リスクは0.4%で、 11点の場合は83.6%にまで上昇した。
2022年には、 このスコアが国際的に検証され、予後予測における有用性が再確認されている²⁾。
>> カナダ失神リスクスコアの予後予測性能を検討 (国際多施設共同前向きコホート)
🔢 OESILスコア
最終更新:2024年8月12日
監修医師:藤田医科大学 総合診療プログラム 溝江篤
カナダ失神リスクスコア (Canadian Syncope Risk Score) は、 2016年にVenkateshらにより開発された失神の予後予測スコアである¹⁾。 オリジナル文献では、 30日以内に重篤な有害事象*が生じるかどうかを調べることを目的とされた¹⁾。
対象は16歳以上の24時間以内に発生した失神患者で、 それぞれの項目には異なるスコアが割り当てられ、その合計により30日後の有害事象発生リスクが算出される
2010年9月から2014年2月までの間に6つの大きな救急部門に訪れた4030人の失神患者が前向きに登録された¹⁾。 30日後の有害事象発生率は全体で3.6%であった。 -3点の有害事象リスクは0.4%で、 11点の場合は83.6%にまで上昇した。
2022年には、 このスコアが国際的に検証され、予後予測における有用性が再確認されている²⁾。
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最終更新:2024年8月12日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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