A群溶連菌性咽頭炎の診断予測スコアの一つであり、 検査や抗菌薬可否を判断のため利用される。 オリジナルのCentorスコア¹⁾に、 年齢の項目が追加され全5項目となったのがmodified Centorスコア、別名 McIsaacスコア²⁾である。
1981年、4項目でCentorらにより報告された¹⁾。
その後、McIsaacらにより1998年に年齢の項目を追加するmodified Centorスコアが報告された²⁾。 複数のvalidationが行われているが、米国で行われた10万人を超える大規模検証の結果を以下に引用する³⁾。
▼スコアとGAS陽性率³⁾
リウマチ熱や局所合併症の予防、症状緩和、 感染拡大防止など何を目的とするかで、 スコアの利用、抗菌薬の投与基準に関する推奨は異なる。 以下に、IDSA、ACP、ESCMIDにおける成人推奨を引用する。
Clin Infect Dis. 2012 Nov 15;55(10):1279-82.
Centorスコアは使用せず、臨床的に疑われる場合に迅速検査を行うことを推奨
− 小児や青少年:咽頭培養で再確認
− 成人:咽頭培養不要
Ann Intern Med. 2001 Mar 20;134(6):506-8.
Ann Intern Med. 2001 Mar 20;134(6):509-17.
Centorスコアをもとに検査の有無を決定
Clin Microbiol Infect. 2012 Apr;18 Suppl 1:1-28
Centorスコアをもとに検査の有無を決定
迅速検査が陰性でも偽陰性や他細菌感染(C 群/ G 群溶連菌や Fusobacterium属)の可能性を念頭に、 総合的な判断により治療を検討する。 迅速検査と咽頭培養を同時に行うと保険で切られてしまう可能性があるため注意が必要である。
−A群β溶連菌迅速試験定性:130点
−免疫学的検査判断料:144点
−迅速検査だけで合計2740円
最終更新:2023年11月26日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人
A群溶連菌性咽頭炎の診断予測スコアの一つであり、 検査や抗菌薬可否を判断のため利用される。 オリジナルのCentorスコア¹⁾に、 年齢の項目が追加され全5項目となったのがmodified Centorスコア、別名 McIsaacスコア²⁾である。
1981年、4項目でCentorらにより報告された¹⁾。
その後、McIsaacらにより1998年に年齢の項目を追加するmodified Centorスコアが報告された²⁾。 複数のvalidationが行われているが、米国で行われた10万人を超える大規模検証の結果を以下に引用する³⁾。
▼スコアとGAS陽性率³⁾
リウマチ熱や局所合併症の予防、症状緩和、 感染拡大防止など何を目的とするかで、 スコアの利用、抗菌薬の投与基準に関する推奨は異なる。 以下に、IDSA、ACP、ESCMIDにおける成人推奨を引用する。
Clin Infect Dis. 2012 Nov 15;55(10):1279-82.
Centorスコアは使用せず、臨床的に疑われる場合に迅速検査を行うことを推奨
− 小児や青少年:咽頭培養で再確認
− 成人:咽頭培養不要
Ann Intern Med. 2001 Mar 20;134(6):506-8.
Ann Intern Med. 2001 Mar 20;134(6):509-17.
Centorスコアをもとに検査の有無を決定
Clin Microbiol Infect. 2012 Apr;18 Suppl 1:1-28
Centorスコアをもとに検査の有無を決定
迅速検査が陰性でも偽陰性や他細菌感染(C 群/ G 群溶連菌や Fusobacterium属)の可能性を念頭に、 総合的な判断により治療を検討する。 迅速検査と咽頭培養を同時に行うと保険で切られてしまう可能性があるため注意が必要である。
−A群β溶連菌迅速試験定性:130点
−免疫学的検査判断料:144点
−迅速検査だけで合計2740円
最終更新:2023年11月26日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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