Karolinska大学病院 皮膚科医であるSartoriusらによって開発され、 2009年に発表された化膿性汗腺炎の重症度評価システムである¹⁾。
下記4項目の合計点で評価する。 (2)から(4)は病変部位ごとに合算し計算する。
(1) 病変部位の個数
左右腋窩、 左右鼠径部、 左右臀部、 その他で各領域につき+3点
(2) 病変部位内の皮疹の数
結節数×1点、 瘻孔数×6点
(3) 病変間の最大距離
各領域で2つの関連病変間の最大距離または単一病変であればそのサイズ<5 cm 1点、 5~10 cm 3点、 >10 cm 9点
(4) 正常皮膚で隔てられているか
はい 0点、 いいえ (Hurley III相当) 9点
- 軽 症:60点未満
- 中等症:60点以上170点未満
- 重 症:170点以上
251人のHS患者を対象とした研究で、 🔢HS-PGAと修正Sartoriusスコアとの間に有意な相関があることが確認された (P<0.001、 Kruskal-Wallis検定)²⁾。
🔢 IHS4スコア
🔢 HS-PGA
3) 皮膚の遺伝関連性希少難治性疾患群の網羅的研究 平成28年度総括・分担研究報告書. 47-53, 2017
最終更新日 : 2024年7月26日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
Karolinska大学病院 皮膚科医であるSartoriusらによって開発され、 2009年に発表された化膿性汗腺炎の重症度評価システムである¹⁾。
下記4項目の合計点で評価する。 (2)から(4)は病変部位ごとに合算し計算する。
(1) 病変部位の個数
左右腋窩、 左右鼠径部、 左右臀部、 その他で各領域につき+3点
(2) 病変部位内の皮疹の数
結節数×1点、 瘻孔数×6点
(3) 病変間の最大距離
各領域で2つの関連病変間の最大距離または単一病変であればそのサイズ<5 cm 1点、 5~10 cm 3点、 >10 cm 9点
(4) 正常皮膚で隔てられているか
はい 0点、 いいえ (Hurley III相当) 9点
- 軽 症:60点未満
- 中等症:60点以上170点未満
- 重 症:170点以上
251人のHS患者を対象とした研究で、 🔢HS-PGAと修正Sartoriusスコアとの間に有意な相関があることが確認された (P<0.001、 Kruskal-Wallis検定)²⁾。
🔢 IHS4スコア
🔢 HS-PGA
3) 皮膚の遺伝関連性希少難治性疾患群の網羅的研究 平成28年度総括・分担研究報告書. 47-53, 2017
最終更新日 : 2024年7月26日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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