バーミンガム血管炎活動性スコア (BVAS:Birmingham Vasculitis Activity Score) は、 1994年に Luqmaniらにより初めて発表された全身性血管炎の活動性指標である¹⁾。 その後改訂が繰り返され、 現在は2009年に改訂されたBVAS version 3が用いられている²⁾。 おもに抗好中細胞質抗体関連血管炎 (ANCA関連血管炎) の評価ツールとして知られ、 主に臨床試験での使用が推奨されている³⁾。
血管炎の徴候及び症状について全身症状を含む臓器系(皮膚、 粘膜/眼、 耳鼻咽喉、 胸部、 心血管、 腹部、 腎、 神経)の全9項目で評価する。
評価に際して、 「活動性血管炎に起因すること」 の判断が重要である。 各々の症候が活動性血管炎によると判断される場合にのみ点数化し、 感染症・動脈硬化・合併症など血管炎以外の要因による症候であれば点数化してはならない。
3ヵ月を超えて持続する症候の場合、 BVASではなくVDI(vasculitis damage index)を使用する。
4)ANCA関連血管炎診療ガイドライン2023
最終更新日:2023年12月9日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
バーミンガム血管炎活動性スコア (BVAS:Birmingham Vasculitis Activity Score) は、 1994年に Luqmaniらにより初めて発表された全身性血管炎の活動性指標である¹⁾。 その後改訂が繰り返され、 現在は2009年に改訂されたBVAS version 3が用いられている²⁾。 おもに抗好中細胞質抗体関連血管炎 (ANCA関連血管炎) の評価ツールとして知られ、 主に臨床試験での使用が推奨されている³⁾。
血管炎の徴候及び症状について全身症状を含む臓器系(皮膚、 粘膜/眼、 耳鼻咽喉、 胸部、 心血管、 腹部、 腎、 神経)の全9項目で評価する。
評価に際して、 「活動性血管炎に起因すること」 の判断が重要である。 各々の症候が活動性血管炎によると判断される場合にのみ点数化し、 感染症・動脈硬化・合併症など血管炎以外の要因による症候であれば点数化してはならない。
3ヵ月を超えて持続する症候の場合、 BVASではなくVDI(vasculitis damage index)を使用する。
4)ANCA関連血管炎診療ガイドライン2023
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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