CPIS (臨床肺感染スコア:Clinical Pulmonary Infection Score) は、 1991年に Pugin により開発された評価ツールである¹⁾。 このスコアは、 ICU患者における人工呼吸器関連肺炎 (Ventilator-associated pneumonia: VAP) を評価するために用いられる。
以下の6つの項目の合計点から計算される。 それぞれの項目は0~2の範囲でスコアリングされ、合計12点が最も重篤な状況を示し、 6点以上はVAPを疑う¹⁾
ゴールドスタンダードとなる診断基準はなく、 臨床症状、 身体所見、 細菌検査など総合的判断となる。 ICU患者において頻発し、 死亡率も高いため、 その早期診断と適切な治療は非常に重要である。
Puginらによるオリジナルの研究では、 気管支鏡検査 (BAL、 NB‐BAL) により定量的に重度肺感染症と診断された患者と、 CPISが高値 (6点以上) を示す患者との間に良好な相関がみられることが報告された¹⁾。
最終更新:2023年11月6日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人
CPIS (臨床肺感染スコア:Clinical Pulmonary Infection Score) は、 1991年に Pugin により開発された評価ツールである¹⁾。 このスコアは、 ICU患者における人工呼吸器関連肺炎 (Ventilator-associated pneumonia: VAP) を評価するために用いられる。
以下の6つの項目の合計点から計算される。 それぞれの項目は0~2の範囲でスコアリングされ、合計12点が最も重篤な状況を示し、 6点以上はVAPを疑う¹⁾
ゴールドスタンダードとなる診断基準はなく、 臨床症状、 身体所見、 細菌検査など総合的判断となる。 ICU患者において頻発し、 死亡率も高いため、 その早期診断と適切な治療は非常に重要である。
Puginらによるオリジナルの研究では、 気管支鏡検査 (BAL、 NB‐BAL) により定量的に重度肺感染症と診断された患者と、 CPISが高値 (6点以上) を示す患者との間に良好な相関がみられることが報告された¹⁾。
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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