2017年にKarim Asehnouneらによって、 重症脳損傷患者の抜管成功を予測するために開発された臨床スコアである¹⁾。
合計点が3点以上の場合、 抜管成功の可能性が高いとされる。 対象患者は別項参照。
外傷性脳損傷、 動脈瘤性くも膜下出血、 脳内出血、 悪性脳卒中 (malignant stroke)、 中枢神経感染症、 脳腫瘍などの一次性脳損傷を有し、 初回GCS12以下で、 人口呼吸器装着48時間以上の成人患者。 予定または予定外の抜管を受けた連続患者も対象であった。
437人の重症脳損傷患者が対象とされた、 3施設前向きコホート研究である。 多変量解析の結果、 抜管成功に関連する4つの特徴が明らかになった。 これらの特徴に基づいてVISAGE スコアが構築された。 感度62%、 特異度79%、 陽性的中率90%、 陰性的中率39%、 陽性尤度比2.9、 陰性尤度比0.5であった。 このスコアは、 内的検証によっても有効性が確認された¹⁾。
スコアが1または2の場合、 抜管が遅れる可能性があるため、 慎重な判断が必要である¹⁾。
簡便に使用可能と考えられるが、 その後検証されていない¹⁾。 本研究で用いられた離脱プロトコールについては原著論文¹⁾を参照するとよい。
最終更新日 : 2024年6月27日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
2017年にKarim Asehnouneらによって、 重症脳損傷患者の抜管成功を予測するために開発された臨床スコアである¹⁾。
合計点が3点以上の場合、 抜管成功の可能性が高いとされる。 対象患者は別項参照。
外傷性脳損傷、 動脈瘤性くも膜下出血、 脳内出血、 悪性脳卒中 (malignant stroke)、 中枢神経感染症、 脳腫瘍などの一次性脳損傷を有し、 初回GCS12以下で、 人口呼吸器装着48時間以上の成人患者。 予定または予定外の抜管を受けた連続患者も対象であった。
437人の重症脳損傷患者が対象とされた、 3施設前向きコホート研究である。 多変量解析の結果、 抜管成功に関連する4つの特徴が明らかになった。 これらの特徴に基づいてVISAGE スコアが構築された。 感度62%、 特異度79%、 陽性的中率90%、 陰性的中率39%、 陽性尤度比2.9、 陰性尤度比0.5であった。 このスコアは、 内的検証によっても有効性が確認された¹⁾。
スコアが1または2の場合、 抜管が遅れる可能性があるため、 慎重な判断が必要である¹⁾。
簡便に使用可能と考えられるが、 その後検証されていない¹⁾。 本研究で用いられた離脱プロトコールについては原著論文¹⁾を参照するとよい。
最終更新日 : 2024年6月27日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
・編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師
・各領域の第一線の専門医が複数在籍
・最新トピックに関する独自記事を配信中
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
臨床支援アプリHOKUTOでご利用いただける医療計算ツールのご紹介