概要
計算
監修医師

NKPIとは¹⁾

  • 節外性NK/T細胞リンパ腫 (ENKTL)、 鼻型予後予測モデル¹⁾.
  • 韓国の多施設共同後方視的研究を基に提唱された¹⁾.
  • 4つの因子 (B症状、 ステージ、 LDH、 局所リンパ節腫脹の数) からなる¹⁾.

エビデンス¹⁾

4つの予後予測因子が多いほどNK/T細胞リンパ腫の予後は悪い.

  • 予後不良因子0:5年全生存率 80.9%
  • 予後不良因子1:5年全生存率 64.2%
  • 予後不良因子2:5年全生存率 34.4%

使用上の注意

  • B症状は、 38°Cを超える温度の原因不明の発熱、 寝汗、 および診断前の6か月間の通常の体重の10%を超える原因不明の体重減少として定義した¹⁾.
  • LDH >正常上限
  • 局所リンパ節腫脹は、 TNM病期分類システムにおける原発巣のN1~N3に対応するリンパ節の浸潤と定義した¹⁾.
  • TNMシステムのM1リンパ節腫脹は分析では局所リンパ節として分類されなかった¹⁾.
  • 日本で作られた予後予測モデルのNK Prognostic Indexとは異なる²⁾.

参考文献

  1. J Clin Oncol. 2006 Feb 1;24(4):612-8. PMID: 16380410.
  2. Ann Oncol. 2010 May;21(5):1032-40. PMID: 19850638.

最終更新:2022年1月27日
監修医師:東海大学血液腫瘍内科 扇屋大輔

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NKPI

ENTKLの予後予測モデル
2023年07月21日更新
概要
計算

NKPIとは¹⁾

  • 節外性NK/T細胞リンパ腫 (ENKTL)、 鼻型予後予測モデル¹⁾.
  • 韓国の多施設共同後方視的研究を基に提唱された¹⁾.
  • 4つの因子 (B症状、 ステージ、 LDH、 局所リンパ節腫脹の数) からなる¹⁾.

エビデンス¹⁾

4つの予後予測因子が多いほどNK/T細胞リンパ腫の予後は悪い.

  • 予後不良因子0:5年全生存率 80.9%
  • 予後不良因子1:5年全生存率 64.2%
  • 予後不良因子2:5年全生存率 34.4%

使用上の注意

  • B症状は、 38°Cを超える温度の原因不明の発熱、 寝汗、 および診断前の6か月間の通常の体重の10%を超える原因不明の体重減少として定義した¹⁾.
  • LDH >正常上限
  • 局所リンパ節腫脹は、 TNM病期分類システムにおける原発巣のN1~N3に対応するリンパ節の浸潤と定義した¹⁾.
  • TNMシステムのM1リンパ節腫脹は分析では局所リンパ節として分類されなかった¹⁾.
  • 日本で作られた予後予測モデルのNK Prognostic Indexとは異なる²⁾.

参考文献

  1. J Clin Oncol. 2006 Feb 1;24(4):612-8. PMID: 16380410.
  2. Ann Oncol. 2010 May;21(5):1032-40. PMID: 19850638.

最終更新:2022年1月27日
監修医師:東海大学血液腫瘍内科 扇屋大輔

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