Get With The Guideline-Heart Failureの略で、 急性心不全で入院している患者の院内死亡率予測スコアのひとつである¹⁾。
- 年齢 : 19-110歳 (0-28点)
- 収縮期血圧 : 50-200 mmHg (0-28点)
- 心拍数 : 50-150 bpm (0-8点)
- 血中BUN : 9-150 mg/dL (0-28点)
- 血清Na : 115-150 mmol/L (0-4点)
- COPD併存 : 有無 (0または2点)
- 黒色人種 : 有無 (0または3点)
2005年~2007年における心不全入院患者群39,782例(198病院)を開発群、検証群に二分。 多変量解析で院内死亡率の独立因子7つを導き出し、項目毎に重み付けして作成された。 AUC0.75で、 予測死亡率と実際の死亡率はかなり一致していた。
アメリカの電子健康記録データ13,163例を対象としたコホート研究で外的妥当性が検証されている (AUC 0.69)²⁾。
本邦でも、2006年~2014年における心不全入院患者群1,876例を対象としたコホート研究がなされ、 GWTG-HFリスクスコアが日本人にも適用可能であることが検証されている(AUC 0.763)³⁾。
本邦の『2025年改訂版心不全診療ガイドライン』においても 「心不全患者の予後改善を目的として、 急性期に標準化されたリスクスコアを使用して予後予測を行うことを考慮する [推奨クラスIIa エビデンスレベルB-R]」 とされ、 急性非代償性心不全リスクスコアの一つとして本スコアが紹介されている。
予測死亡率10%を超える場合、実際の死亡率よりも過大評価している可能性がある²⁾。
🔢CPO 心拍出力 (cardiac power output)
4) 日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン. 2025年改訂版心不全診療ガイドライン
最終更新 : 2025年5月4日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
Get With The Guideline-Heart Failureの略で、 急性心不全で入院している患者の院内死亡率予測スコアのひとつである¹⁾。
- 年齢 : 19-110歳 (0-28点)
- 収縮期血圧 : 50-200 mmHg (0-28点)
- 心拍数 : 50-150 bpm (0-8点)
- 血中BUN : 9-150 mg/dL (0-28点)
- 血清Na : 115-150 mmol/L (0-4点)
- COPD併存 : 有無 (0または2点)
- 黒色人種 : 有無 (0または3点)
2005年~2007年における心不全入院患者群39,782例(198病院)を開発群、検証群に二分。 多変量解析で院内死亡率の独立因子7つを導き出し、項目毎に重み付けして作成された。 AUC0.75で、 予測死亡率と実際の死亡率はかなり一致していた。
アメリカの電子健康記録データ13,163例を対象としたコホート研究で外的妥当性が検証されている (AUC 0.69)²⁾。
本邦でも、2006年~2014年における心不全入院患者群1,876例を対象としたコホート研究がなされ、 GWTG-HFリスクスコアが日本人にも適用可能であることが検証されている(AUC 0.763)³⁾。
本邦の『2025年改訂版心不全診療ガイドライン』においても 「心不全患者の予後改善を目的として、 急性期に標準化されたリスクスコアを使用して予後予測を行うことを考慮する [推奨クラスIIa エビデンスレベルB-R]」 とされ、 急性非代償性心不全リスクスコアの一つとして本スコアが紹介されている。
予測死亡率10%を超える場合、実際の死亡率よりも過大評価している可能性がある²⁾。
🔢CPO 心拍出力 (cardiac power output)
4) 日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン. 2025年改訂版心不全診療ガイドライン
最終更新 : 2025年5月4日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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