エドルミズ®︎錠 添付文書 2023年2月改訂 (第2版)より引用¹⁾。 がん悪液質の定義や診断基準については次項を参照ください。
下記の悪性腫瘍におけるがん悪液質
ー 非小細胞肺癌、 胃癌、 膵癌、 大腸癌
EPCRCで提唱されたFearonによる定義 (がん患者特異的)や、 Evansらによる定義 (非がん患者も含む) が知られている²⁾³⁾。
2011年、 EPCRC*でFearonらにより提唱された がん患者に特異的な"がん悪液質”の定義であり 「通常の栄養サポートでは完全に回復することができず、 進行性の機能障害に至り、 骨格筋量の持続的な減少**を特徴とする多因子性の症候群」とされた²⁾。
<診断基準>
下記3つのいずれかを満たすもの
2006年、 Evansらにより 「一般的な悪液質は基礎疾患に伴う複合的代謝異常の症候群であり、 筋肉減少を特徴とし、 脂肪量減少の有無は問わない状態」 と定義された³⁾。
<診断基準>
過去12ヵ月間 (がんの場合は3~6ヶ月) で、 浮腫を伴わない体重減少 >5% (体重の記録がない場合は BMI<20.0) +下記のうち3つ以上を満たす
− CRP >0.5mg/dL、 IL-6 >4.0pg/mL
− Hb <12g/dL
− Alb <3.2g/dL
最終更新:2023年9月12日
監修医師:HOKUTO編集部医師
エドルミズ®︎錠 添付文書 2023年2月改訂 (第2版)より引用¹⁾。 がん悪液質の定義や診断基準については次項を参照ください。
下記の悪性腫瘍におけるがん悪液質
ー 非小細胞肺癌、 胃癌、 膵癌、 大腸癌
EPCRCで提唱されたFearonによる定義 (がん患者特異的)や、 Evansらによる定義 (非がん患者も含む) が知られている²⁾³⁾。
2011年、 EPCRC*でFearonらにより提唱された がん患者に特異的な"がん悪液質”の定義であり 「通常の栄養サポートでは完全に回復することができず、 進行性の機能障害に至り、 骨格筋量の持続的な減少**を特徴とする多因子性の症候群」とされた²⁾。
<診断基準>
下記3つのいずれかを満たすもの
2006年、 Evansらにより 「一般的な悪液質は基礎疾患に伴う複合的代謝異常の症候群であり、 筋肉減少を特徴とし、 脂肪量減少の有無は問わない状態」 と定義された³⁾。
<診断基準>
過去12ヵ月間 (がんの場合は3~6ヶ月) で、 浮腫を伴わない体重減少 >5% (体重の記録がない場合は BMI<20.0) +下記のうち3つ以上を満たす
− CRP >0.5mg/dL、 IL-6 >4.0pg/mL
− Hb <12g/dL
− Alb <3.2g/dL
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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