概要
計算
監修医師

PSADTとは?

PSADT (PSA倍加時間; PSA doubling time) とは、 PSAが倍増するまでの期間を指し、 前立腺癌の予後評価や治療計画において重要な指標である。

計算方法

PSADTは以下の式で計算される。

PSADT=ln2/x
x=ln(計算したい時期のPSA値)-ln(初回のPSA値)/(初回測定から経過した月数)

エビデンス

生化学的再発を来した前立腺癌304例の後ろ向き研究では、 PSA倍加時間、 Gleason score、 および手術後の生化学的再発までの期間が、 転移病変の発生リスクを予測することが示された¹⁾。

使用上の注意点

急激なPSA変動がある場合、 短期間のデータに基づくPSADTは正確性を欠く可能性がある。

関連コンテンツ

🔢 KPS (Karnofsky Performance Scale)

🔢 前立腺がんのD'Amicoリスク分類

🔢 前立腺がんのNCCNリスク分類

🔢 PSADT (PSA doubling time)

出典

1) Natural history of progression after PSA elevation following radical prostatectomy. JAMA. 1999 May 5;281(17):1591-7. PMID: 10235151

最終更新:2024年12月12日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師

PSADT (PSA doubling time)
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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PSADT (PSA doubling time)

PSA倍加時間の計算による前立腺癌予後予測
2024年12月12日更新
概要
計算

PSADTとは?

PSADT (PSA倍加時間; PSA doubling time) とは、 PSAが倍増するまでの期間を指し、 前立腺癌の予後評価や治療計画において重要な指標である。

計算方法

PSADTは以下の式で計算される。

PSADT=ln2/x
x=ln(計算したい時期のPSA値)-ln(初回のPSA値)/(初回測定から経過した月数)

エビデンス

生化学的再発を来した前立腺癌304例の後ろ向き研究では、 PSA倍加時間、 Gleason score、 および手術後の生化学的再発までの期間が、 転移病変の発生リスクを予測することが示された¹⁾。

使用上の注意点

急激なPSA変動がある場合、 短期間のデータに基づくPSADTは正確性を欠く可能性がある。

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🔢 前立腺がんのD'Amicoリスク分類

🔢 前立腺がんのNCCNリスク分類

🔢 PSADT (PSA doubling time)

出典

1) Natural history of progression after PSA elevation following radical prostatectomy. JAMA. 1999 May 5;281(17):1591-7. PMID: 10235151

最終更新:2024年12月12日
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