Fibrosis 4 indexの略称で、 年齢、 AST、 ALT、 血小板数の4項目から算出される肝線維化予測式のひとつ¹⁾。 日常診療で簡便に測定できるため、しばしばスクリーニングとして利用される¹⁾²⁾。
FIB-4 Index = (年齢×AST) / (血小板数×√ALT)
FIB-4 index ≧ 1.3は肝線維化進行のリスクがあり、専門医療機関での精査が望まれる。
NAFLD/NASH診療ガイドライン2020 (改訂第2版)において、 NAFLD/NASH患者の肝線維化進行度の評価に本スコアやNAFLD Fibrosis Score (NFS)の使用が推奨されている³⁾。
CQ 3-3 NAFLD/NASH患者の肝線維化進行度の評価に血液学的バイオマーカーおよびスコアリングシステムは有用か?
推奨:NAFLD/NASH 患者の肝線維化進行度の評価に血液学的バイオマーカーやスコアリングシステムは有用であり、 それらを用いて線維化進展症例の予測や肝生検の適応症例の絞り込みを行うことを推奨する。 特にスコアリングシステムのFIB-4 indexとNFS は日常臨床で測定可能な因子を組み合せており、 線維化進行症例の診断能も高い。【推奨の強さ:強 (合意率 100%)、 エビデンスレベルA】
🔢 肝障害度分類
🔢 MELDスコア
最終更新:2023年9月30日
監修医師:HOKUTO編集部医師
Fibrosis 4 indexの略称で、 年齢、 AST、 ALT、 血小板数の4項目から算出される肝線維化予測式のひとつ¹⁾。 日常診療で簡便に測定できるため、しばしばスクリーニングとして利用される¹⁾²⁾。
FIB-4 Index = (年齢×AST) / (血小板数×√ALT)
FIB-4 index ≧ 1.3は肝線維化進行のリスクがあり、専門医療機関での精査が望まれる。
NAFLD/NASH診療ガイドライン2020 (改訂第2版)において、 NAFLD/NASH患者の肝線維化進行度の評価に本スコアやNAFLD Fibrosis Score (NFS)の使用が推奨されている³⁾。
CQ 3-3 NAFLD/NASH患者の肝線維化進行度の評価に血液学的バイオマーカーおよびスコアリングシステムは有用か?
推奨:NAFLD/NASH 患者の肝線維化進行度の評価に血液学的バイオマーカーやスコアリングシステムは有用であり、 それらを用いて線維化進展症例の予測や肝生検の適応症例の絞り込みを行うことを推奨する。 特にスコアリングシステムのFIB-4 indexとNFS は日常臨床で測定可能な因子を組み合せており、 線維化進行症例の診断能も高い。【推奨の強さ:強 (合意率 100%)、 エビデンスレベルA】
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最終更新:2023年9月30日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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