Charlsonらによって1987年に提唱された、 死亡に寄与する併存疾患を評価し、 そのスコアの合計を点数にした指標. 短期的な死亡リスクと相関があるとされる¹⁾. Charlson comobidity indexの頭文字からCCIと略されることもある.
10年生存率 = 0.983^{ e^(CCI × 0.9) }
うっ血性心不全
心筋梗塞
末梢動脈疾患
脳血管疾患
認知症
慢性肺疾患
膠原病
消化性潰瘍
軽度の肝疾患
中等度の肝障害
重度の肝障害
臓器障害を伴わない糖尿病
臓器障害を伴う糖尿病
片麻痺
中等度から重度の腎障害
固形がん
白血病
リンパ腫
転移性固形がん
AIDS
オリジナル研究では、 併存疾患数が増えるごとに、 累積死亡率が上昇した¹⁾.
「合併症を伴わない糖尿病」と「末期臓器障害のある糖尿病」、 「軽度の肝疾患」と「中等度~重度の肝疾患」、 そして「悪性腫瘍 (リンパ腫、白血病を含む)」と「転移性充実性腫瘍」は、 相互に排他的であるため、 これらが併記される場合には、 それぞれの点数を合計せず、 いずれかスコアの高い方を採用する¹⁾.
1987年のデータをもとにした予後予測であり、現在では治療法や予後も大きく変わり、 推定10年死亡率は全く参考にはならない. 2011年に報告されたカナダの再検証論文では、 17の併存疾患のうち、 5つは1年間の追跡において、 死亡率と関連せず、修正スコアは0点を割り当てられた²⁾. その他年齢調整のスコアが異なったり、採血値を追加したり複数の修正版が報告されている.
最終更新:2023年12月4日
監修医師:HOKUTO編集部医師
Charlsonらによって1987年に提唱された、 死亡に寄与する併存疾患を評価し、 そのスコアの合計を点数にした指標. 短期的な死亡リスクと相関があるとされる¹⁾. Charlson comobidity indexの頭文字からCCIと略されることもある.
10年生存率 = 0.983^{ e^(CCI × 0.9) }
うっ血性心不全
心筋梗塞
末梢動脈疾患
脳血管疾患
認知症
慢性肺疾患
膠原病
消化性潰瘍
軽度の肝疾患
中等度の肝障害
重度の肝障害
臓器障害を伴わない糖尿病
臓器障害を伴う糖尿病
片麻痺
中等度から重度の腎障害
固形がん
白血病
リンパ腫
転移性固形がん
AIDS
オリジナル研究では、 併存疾患数が増えるごとに、 累積死亡率が上昇した¹⁾.
「合併症を伴わない糖尿病」と「末期臓器障害のある糖尿病」、 「軽度の肝疾患」と「中等度~重度の肝疾患」、 そして「悪性腫瘍 (リンパ腫、白血病を含む)」と「転移性充実性腫瘍」は、 相互に排他的であるため、 これらが併記される場合には、 それぞれの点数を合計せず、 いずれかスコアの高い方を採用する¹⁾.
1987年のデータをもとにした予後予測であり、現在では治療法や予後も大きく変わり、 推定10年死亡率は全く参考にはならない. 2011年に報告されたカナダの再検証論文では、 17の併存疾患のうち、 5つは1年間の追跡において、 死亡率と関連せず、修正スコアは0点を割り当てられた²⁾. その他年齢調整のスコアが異なったり、採血値を追加したり複数の修正版が報告されている.
最終更新:2023年12月4日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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