2012年に発表された急性疾患予後予測スコアである¹⁾。 National Early Warning Scoreの略で、英国の国民保険サービスNHSで用いられる¹⁾。
バイタルサインから合計点を求め、 それらの値が高いほど急変リスクが高いことを示す¹⁾。
低リスク: 0~4点
中リスク: 5~6点
高リスク: 7~20点
中リスク (合計5~6点) または評価項目中ひとつでも+3点の項目があれば、 緊急の臨床対応 (医師による病状評価など)が推奨される¹⁾。
高リスク (合計7点以上)の場合、 緊急対応と集中治療エリアへの移動を推奨される¹⁾。
現在、 NHSによってNEWSの更新版である 「NEWS2」 が新たに承認されている²⁾。
qSOFAよりも正確に敗血症への進展、院内死亡を予測する可能性がある。 いずれもICU外の患者での研究だが、いずれもNEWSが高いAUROCを示した³⁾⁴⁾。
敗血症におけるカットオフ値として、NEWS 8~9点が診断特性に優れた可能性がある³⁾。 また、 救急外来でのスクリーニングにおいても、NEWSの方が有意に優れていた (AUROC 0.91vs0.81)⁴⁾。
日本版敗血症診療ガイドライン2024 (J-SSCG2024) のCQ1-3 「一般病棟、ERで敗血症を早期発見する方法は?」において、 qSOFAとともにNEWSが取り上げられている⁵⁾。
16歳未満の患者および妊娠中女性には利用しない。 高炭酸ガス血症性呼吸不全患者などでの精度の低さを指摘され、 現在は更新版のNEWS2が公開されている。
1) NHS England. National Early Warning Score (NEWS)
2) RCP London. National Early Warning Score (NEWS) 2
5) 日本集中治療医学会、 日本救急医学会 :
日本版敗血症診療ガイドライン2024 (J-SSCG2024)
最終更新 : 2024年9月18日
監修医師 : 聖路加国際病院救急部 清水真人
2012年に発表された急性疾患予後予測スコアである¹⁾。 National Early Warning Scoreの略で、英国の国民保険サービスNHSで用いられる¹⁾。
バイタルサインから合計点を求め、 それらの値が高いほど急変リスクが高いことを示す¹⁾。
低リスク: 0~4点
中リスク: 5~6点
高リスク: 7~20点
中リスク (合計5~6点) または評価項目中ひとつでも+3点の項目があれば、 緊急の臨床対応 (医師による病状評価など)が推奨される¹⁾。
高リスク (合計7点以上)の場合、 緊急対応と集中治療エリアへの移動を推奨される¹⁾。
現在、 NHSによってNEWSの更新版である 「NEWS2」 が新たに承認されている²⁾。
qSOFAよりも正確に敗血症への進展、院内死亡を予測する可能性がある。 いずれもICU外の患者での研究だが、いずれもNEWSが高いAUROCを示した³⁾⁴⁾。
敗血症におけるカットオフ値として、NEWS 8~9点が診断特性に優れた可能性がある³⁾。 また、 救急外来でのスクリーニングにおいても、NEWSの方が有意に優れていた (AUROC 0.91vs0.81)⁴⁾。
日本版敗血症診療ガイドライン2024 (J-SSCG2024) のCQ1-3 「一般病棟、ERで敗血症を早期発見する方法は?」において、 qSOFAとともにNEWSが取り上げられている⁵⁾。
16歳未満の患者および妊娠中女性には利用しない。 高炭酸ガス血症性呼吸不全患者などでの精度の低さを指摘され、 現在は更新版のNEWS2が公開されている。
1) NHS England. National Early Warning Score (NEWS)
2) RCP London. National Early Warning Score (NEWS) 2
5) 日本集中治療医学会、 日本救急医学会 :
日本版敗血症診療ガイドライン2024 (J-SSCG2024)
最終更新 : 2024年9月18日
監修医師 : 聖路加国際病院救急部 清水真人
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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