概要
計算
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CREDO Kyotoリスクスコア

CREDO Kyotoリスクスコアは、 日本人における経皮的冠動脈インターベンション (PCI) 治療後の血栓性または出血性のリスク評価である¹⁾.

CREDO Kyoto出血性リスクスコア¹⁾²⁾

  • CKD (透析またはeGFR <30) +2
  • 末梢血管疾患 +2
  • 心不全 +2
  • 血小板数減少 (<10万/µL) +2
  • 心房細動 +1
  • 心筋梗塞の既往 +1
  • 悪性腫瘍 +1

エビデンス¹⁾

オリジナル論文

  • 解析コホートでは、 日本の26医療施設が参加し初回の冠血行再建術を行った患者約1万5,000例が登録されたCREDO-Kyotoレジストリーコホート2から、4,778人の患者を抽出し、 塞栓性および出血性イベントのリスクを評価するスコアを作成した¹⁾.
  • 検証コホートでは、 DESの安全性を検証したREST試験 (シロリムス溶出ステントとエベロリムス溶出ステントのランダム化評価) とNEXT試験 (Noboriバイオリムス溶出ステント試験) の4,669人の患者で妥当性が検証された¹⁾.

3年間出血性イベント発生率

  • 低出血性リスク (0点):2.3%
  • 中出血性リスク (1~2点):4.1%
  • 高出血性リスク (≧3点):8.8%

注意事項

CREDO Kyotoリスクスコアは日本人を対象にしたスコアのため、 西欧人の分布とは異なる可能性がある¹⁾²⁾.

関連コンテンツ

🔢 CREDO Kyoto 出血性リスクスコア

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🔢 eGFR の計算

参考文献

  1. Prediction of Thrombotic and Bleeding Events After Percutaneous Coronary Intervention: CREDO-Kyoto Thrombotic and Bleeding Risk Scores. J Am Heart Assoc. 2018 May 22;7 (11) :e008708. PMID: 29789335
  2. 2020 年 JCS ガイドライン フォーカスアップデート版 冠動脈疾患患者における抗血栓療法
最終更新:2023年7月1日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師

CREDO-Kyoto 出血性リスクスコア
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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PCI治療後の出血性リスク評価
2023年09月08日更新
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CREDO Kyotoリスクスコア

CREDO Kyotoリスクスコアは、 日本人における経皮的冠動脈インターベンション (PCI) 治療後の血栓性または出血性のリスク評価である¹⁾.

CREDO Kyoto出血性リスクスコア¹⁾²⁾

  • CKD (透析またはeGFR <30) +2
  • 末梢血管疾患 +2
  • 心不全 +2
  • 血小板数減少 (<10万/µL) +2
  • 心房細動 +1
  • 心筋梗塞の既往 +1
  • 悪性腫瘍 +1

エビデンス¹⁾

オリジナル論文

  • 解析コホートでは、 日本の26医療施設が参加し初回の冠血行再建術を行った患者約1万5,000例が登録されたCREDO-Kyotoレジストリーコホート2から、4,778人の患者を抽出し、 塞栓性および出血性イベントのリスクを評価するスコアを作成した¹⁾.
  • 検証コホートでは、 DESの安全性を検証したREST試験 (シロリムス溶出ステントとエベロリムス溶出ステントのランダム化評価) とNEXT試験 (Noboriバイオリムス溶出ステント試験) の4,669人の患者で妥当性が検証された¹⁾.

3年間出血性イベント発生率

  • 低出血性リスク (0点):2.3%
  • 中出血性リスク (1~2点):4.1%
  • 高出血性リスク (≧3点):8.8%

注意事項

CREDO Kyotoリスクスコアは日本人を対象にしたスコアのため、 西欧人の分布とは異なる可能性がある¹⁾²⁾.

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参考文献

  1. Prediction of Thrombotic and Bleeding Events After Percutaneous Coronary Intervention: CREDO-Kyoto Thrombotic and Bleeding Risk Scores. J Am Heart Assoc. 2018 May 22;7 (11) :e008708. PMID: 29789335
  2. 2020 年 JCS ガイドライン フォーカスアップデート版 冠動脈疾患患者における抗血栓療法
最終更新:2023年7月1日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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