概要
計算
監修医師

使用上の注意点

  1. 予後不良因子を有する慢性型:BUN>施設基準値上限、 LDH>施設基準値上限、 血清アルブミン<施設基準値下限の1つでも満たす場合
  2. PA法あるいはELISA法やWestern blot法のいずれかで陽性であること。 Immunofluorescence法やWestern blot法により、 陽性反応が確認されていることが望ましい。 測定可能な施設では、 Southern blot法により、 HTLV-1 provirusのATL細胞への組み込みを確認する。
  3. 正常リンパ球と異常リンパ球を含むリンパ球様細胞の実数の和
  4. 形態学的に明らかなATL細胞
  5. ATLに特徴的なflower cellが認められてもよい。
  6. 補正Ca値は以下の式で求める。 血清アルブミン値≧4.0 (g/dL) の場合:補正カルシウム値 (mg/dL) =総カルシウム値 (mg/dL) 。 血清アルブミン値<4.0 (g/dL) の場合:補正カルシウム値 (mg/dL) =総カルシウム値 (mg/dL) -0.8[アルブミン (g/dL) -4]
  7. 末梢血中の異常リンパ球が5%未満でくすぶり型と診断されるには、 皮膚あるいは肺に組織学的に腫瘍病変が確認されることが必要である。
  8. 末梢血中の異常リンパ球が5%未満で慢性型または急性型と診断されるには、 組織学的に腫瘍病変が確認されることが必要である。

関連コンテンツ

成人T細胞白血病 ATL

🔢 ATL臨床病型の診断基準

🔢 simplified ATL-PI

参考文献

最終更新:2022年11月17日
監修医師:東海大学血液腫瘍内科 扇屋大輔

ATL臨床病型の診断基準
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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ATL臨床病型の診断基準
ATL臨床病型の診断基準

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成人T細胞白血病・リンパ腫の診断基準
2023年11月23日更新
概要
計算

使用上の注意点

  1. 予後不良因子を有する慢性型:BUN>施設基準値上限、 LDH>施設基準値上限、 血清アルブミン<施設基準値下限の1つでも満たす場合
  2. PA法あるいはELISA法やWestern blot法のいずれかで陽性であること。 Immunofluorescence法やWestern blot法により、 陽性反応が確認されていることが望ましい。 測定可能な施設では、 Southern blot法により、 HTLV-1 provirusのATL細胞への組み込みを確認する。
  3. 正常リンパ球と異常リンパ球を含むリンパ球様細胞の実数の和
  4. 形態学的に明らかなATL細胞
  5. ATLに特徴的なflower cellが認められてもよい。
  6. 補正Ca値は以下の式で求める。 血清アルブミン値≧4.0 (g/dL) の場合:補正カルシウム値 (mg/dL) =総カルシウム値 (mg/dL) 。 血清アルブミン値<4.0 (g/dL) の場合:補正カルシウム値 (mg/dL) =総カルシウム値 (mg/dL) -0.8[アルブミン (g/dL) -4]
  7. 末梢血中の異常リンパ球が5%未満でくすぶり型と診断されるには、 皮膚あるいは肺に組織学的に腫瘍病変が確認されることが必要である。
  8. 末梢血中の異常リンパ球が5%未満で慢性型または急性型と診断されるには、 組織学的に腫瘍病変が確認されることが必要である。

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最終更新:2022年11月17日
監修医師:東海大学血液腫瘍内科 扇屋大輔

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