概要
計算
監修医師

Diehrの肺炎予測スコアとは

  • 咳を認める患者において、 それが細菌性肺炎である可能性を評価するスコア.
  • 点数が低い場合、 ウイルス性気管支炎など抗菌薬が不要な疾患を考慮する.

スコア

  • 鼻汁 -2点
  • 咽頭痛 -1点
  • 筋肉痛 +1点
  • 寝汗 +1点
  • 1日中喀痰が出る +1点
  • 呼吸数>25回/分 +2点
  • 体温≧37.8℃ +2点

合計点と肺炎の可能性 (事前確率3%)

  • -3点 0.0%
  • -2点 0.7%
  • -1点 1.6%
  • +0点 2.2%
  • +1点 8.8%
  • +2点 10.3%
  • +3点 25.0%
  • ≧4点 29.4%

エビデンス

  • 鼻汁咽頭痛を認める患者では、 細菌性肺炎の可能性は0%と極めて低いとされる.

使用上の注意

  • 細菌性肺炎を除外するものではないが、うまく活用し抗菌薬の適正使用に努める.
  • 鼻汁、 咽頭痛を認める患者では細菌性肺炎以外の鑑別を進める.
  • 無意味な経口抗菌薬の処方は、 耐性菌出現リスクを鑑みて厳に慎む.

関連コンテンツ

参考文献

最終更新:2021年9月29日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人

Diehr の肺炎予測ルール
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
Diehr の肺炎予測ルール
Diehr の肺炎予測ルール

Diehr の肺炎予測ルール

市中肺炎の診断予測
2023年11月07日更新
概要
計算

Diehrの肺炎予測スコアとは

  • 咳を認める患者において、 それが細菌性肺炎である可能性を評価するスコア.
  • 点数が低い場合、 ウイルス性気管支炎など抗菌薬が不要な疾患を考慮する.

スコア

  • 鼻汁 -2点
  • 咽頭痛 -1点
  • 筋肉痛 +1点
  • 寝汗 +1点
  • 1日中喀痰が出る +1点
  • 呼吸数>25回/分 +2点
  • 体温≧37.8℃ +2点

合計点と肺炎の可能性 (事前確率3%)

  • -3点 0.0%
  • -2点 0.7%
  • -1点 1.6%
  • +0点 2.2%
  • +1点 8.8%
  • +2点 10.3%
  • +3点 25.0%
  • ≧4点 29.4%

エビデンス

  • 鼻汁咽頭痛を認める患者では、 細菌性肺炎の可能性は0%と極めて低いとされる.

使用上の注意

  • 細菌性肺炎を除外するものではないが、うまく活用し抗菌薬の適正使用に努める.
  • 鼻汁、 咽頭痛を認める患者では細菌性肺炎以外の鑑別を進める.
  • 無意味な経口抗菌薬の処方は、 耐性菌出現リスクを鑑みて厳に慎む.

関連コンテンツ

参考文献

最終更新:2021年9月29日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人

こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師

各領域の第一線の専門医が複数在籍

最新トピックに関する独自記事を配信中

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

表・計算

臨床支援アプリHOKUTOでご利用いただける医療計算ツールのご紹介