概要
計算
監修医師

重症筋無力症の診断基準とは?

本邦では、日本神経学会『ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン2022』の診断基準が用いられている。

重症筋無力症の診断基準

鑑別診断について

眼筋麻痺、四肢筋力低下、嚥下・呼吸障害を来す疾患は全て鑑別の対象になる。

ランバート・イートン筋無力症候群、 筋ジストロフィー (ベッカー型、 肢帯型、 顔面・肩甲・上腕型)、 多発性筋炎、 周期性四肢麻痺、 甲状腺機能亢進症、 ミトコンドリア脳筋症、 慢性進行性外眼筋麻痺、 ギラン・バレー症候群、 多発性神経炎、 動眼神経麻痺、 トロサ・ハント (Tolosa-Hunt) 症候群、 脳幹部腫瘍・血管障害、 脳幹脳炎、 単純ヘルペス・その他のウイルス性脳炎、 脳底部髄膜炎、 側頭動脈炎、 ウェルニッケ脳症、 リー脳症、 糖尿病性外眼筋麻痺、 血管炎、 神経ベーチェット病、 サルコイドーシス、 多発性硬化症、 急性散在性脳脊髄炎、 フィッシャー症候群、 先天性筋無力症候群、 先天性ミオパチー、 眼瞼皮膚弛緩症、 ミオトニー、 眼瞼痙攣、 開眼失行、 筋萎縮性側索硬化症、 ボツリヌス症

難病申請について

難病申請には2013年版の診断基準が用いられている (2023.5現在)

2022年版との差分としてはProbableの分類がない、 C.生理学的所見において1) 眼瞼の易疲労性試験陽性、 2) アイスパック試験陽性の記載がない、 D.支持的診断所見がないことである。

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🔢重症筋無力症の診断基準

重症筋無力症の新診断基準 2013

🔢MGFA分類 (MGFA clinical classification)

重症筋無力症の重症度分類

🔢MG-ADLスケール

重症筋無力症の重症度分類

🔢QMGスコア

重症筋無力症の重症度分類

📘重症筋無力症診療ガイドライン 2014

日本神経学会

参考文献

📘ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン2022

日本神経学会 重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン作成委員会.
最終更新:2023年5月22日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師

重症筋無力症の診断基準
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重症筋無力症の診断基準
重症筋無力症の診断基準

重症筋無力症の診断基準

重症筋無力症の診断基準 2022年版
2023年11月07日更新
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重症筋無力症の診断基準とは?

本邦では、日本神経学会『ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン2022』の診断基準が用いられている。

重症筋無力症の診断基準

鑑別診断について

眼筋麻痺、四肢筋力低下、嚥下・呼吸障害を来す疾患は全て鑑別の対象になる。

ランバート・イートン筋無力症候群、 筋ジストロフィー (ベッカー型、 肢帯型、 顔面・肩甲・上腕型)、 多発性筋炎、 周期性四肢麻痺、 甲状腺機能亢進症、 ミトコンドリア脳筋症、 慢性進行性外眼筋麻痺、 ギラン・バレー症候群、 多発性神経炎、 動眼神経麻痺、 トロサ・ハント (Tolosa-Hunt) 症候群、 脳幹部腫瘍・血管障害、 脳幹脳炎、 単純ヘルペス・その他のウイルス性脳炎、 脳底部髄膜炎、 側頭動脈炎、 ウェルニッケ脳症、 リー脳症、 糖尿病性外眼筋麻痺、 血管炎、 神経ベーチェット病、 サルコイドーシス、 多発性硬化症、 急性散在性脳脊髄炎、 フィッシャー症候群、 先天性筋無力症候群、 先天性ミオパチー、 眼瞼皮膚弛緩症、 ミオトニー、 眼瞼痙攣、 開眼失行、 筋萎縮性側索硬化症、 ボツリヌス症

難病申請について

難病申請には2013年版の診断基準が用いられている (2023.5現在)

2022年版との差分としてはProbableの分類がない、 C.生理学的所見において1) 眼瞼の易疲労性試験陽性、 2) アイスパック試験陽性の記載がない、 D.支持的診断所見がないことである。

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重症筋無力症の新診断基準 2013

🔢MGFA分類 (MGFA clinical classification)

重症筋無力症の重症度分類

🔢MG-ADLスケール

重症筋無力症の重症度分類

🔢QMGスコア

重症筋無力症の重症度分類

📘重症筋無力症診療ガイドライン 2014

日本神経学会

参考文献

📘ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン2022

日本神経学会 重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン作成委員会.
最終更新:2023年5月22日
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