尿路感染症の原因菌であるE. faeciumの迅速な検出方法を開発した。蛍光標識エンテロシンK1を用いてフローサイトメーターで検出する手法で、40分未満で結果が得られる。この手法を用いると、フェシウムを含む尿は対照サンプルと比較して蛍光シグナルが25～73倍増加し、特異的に検出できることが示された。

本研究は、バクテリオシンが特異的プローブとして機能する可能性を示す重要な一歩である。しかし、実際の臨床状況での有用性や他の病原体に対する適用性については、さらなる検討が必要だ。