Blood2023 Aug 10.
早期NLPHLに対する中間PETガイド下治療:無作為化GHSG HD16およびHD17試験のサブグループ解析
Interim PET-guided treatment for early-stage NLPHL: a subgroup analysis of the randomized GHSG HD16 and HD17 studies.
Eichenauer DA, Bühnen I, Baues C, Kobe C, Kaul H, Greil R, Moccia AA, Zijlstra JM, Hertenstein B, Topp MS, Just M, von Tresckow B, Eich HT, Fuchs M, Dietlein M, Hartmann S, Engert A, Borchmann P
AIによる要約
早期ステージの結節性リンパ球優位ホジキンリンパ腫(NLPHL)に対する最適な初期治療は未定義だ。本研究では、HD16試験(早期良好)およびHD17試験(早期不良)で治療を受けた100例のNLPHL患者を解析した。化学療法終了時に中間陽電子放射断層撮影(iPET)が陰性だった患者に対する地固め放射線療法(RT)の省略が検討された。5年無増悪生存(PFS)率は90.3%(HD16)および92.9%(HD17)で、古典的ホジキンリンパ腫患者と有意差はなかった。しかし、2xABVD後にiPETが陰性で地固めRTを受けなかった早期好発NLPHL患者は、地固めRTを受けたiPET陰性患者よりもPFSが悪い傾向があった。