Ann Rheum Dis2024 Jan 02.
ANCA関連血管炎の管理に関するEULAR勧告:2022年最新版
EULAR recommendations for the management of ANCA-associated vasculitis: 2022 update.
Hellmich B, Sanchez-Alamo B, Schirmer JH, Berti A, Blockmans D, Cid MC, Holle JU, Hollinger N, Karadag O, Kronbichler A, Little MA, Luqmani RA, Mahr A, Merkel PA, Mohammad AJ, Monti S, Mukhtyar CB, Musial J, Price-Kuehne F, Segelmark M, Teng YKO, Terrier B, Tomasson G, Vaglio A, Vassilopoulos D, Verhoeven P, Jayne D
AIによる要約
2016年のEULAR勧告以降、ANCA関連血管炎(AAV)の管理に関する新たな無作為化臨床試験が発表されたため、勧告が更新された。4つの原則と17の推奨事項が策定され、診断確定には生検とANCA検査が推奨される。寛解導入には高用量のグルココルチコイドとリツキシマブまたはシクロホスファミドの併用が推奨され、GCの投与量は漸減することが求められる。アバコパンはGCへの曝露を減らす戦略の一部として考慮され、急速に進行する糸球体腎炎の患者には血漿交換が検討される。寛解維持にはリツキシマブが推奨され、再発性または難治性の好酸球性GPAの患者にはメポリズマブが推奨される。アザチオプリンとメトトレキサートは生物学的製剤の代替となる。