BMJ Case Rep2018 Jun 21.
水酸化ナトリウムの固形錠を誤って誤嚥してしまった
Accidental aspiration of a solid tablet of sodium hydroxide.
Boonekamp C, Voruz F, Fehlmann C
AIによる要約
水酸化ナトリウムは腐食性の高アルカリ性家庭用品である。 通常は液体摂取が一般的だが、 65歳の男性がペレット状の水酸化ナトリウム3.5gを誤飲した例が報告されている。 6時間後にステージIVの呼吸困難と失声症が発症し、 鼻腔鏡検査で声門と声門上部の壊死と水腫が確認された。 ステロイドの静注、 挿管、 気管切開が行われ、 2週間後にカニューレを抜去し退院した。
AIによるコメント
ペレット状の水酸化ナトリウム摂取はまれで対処法が不明であるが、 この症例ではステロイドの静注、 挿管、 気管切開が効果的であった。 今後の類似症例に対する治療法の参考となるだろう。
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