計算
概要
監修医師

腎障害時の用量調整

CrCl1回投与量投与間隔
0~100mg24時間
血液透析
腎機能障害による調整は不要
性別
kg
mg/dL
出典と注意点
サンフォード感染症治療ガイド2020|カンジダ血症
CrCl
--
ml/min
ミカファンギン
MCFG (ミカファンギン®、 ファンガード®)

ポイント

  • 抗真菌薬の基本薬剤のひとつ
  • カンジダに対する第一選択薬でありカンジダ血症を疑った場合には迷わず投与
  • 肝代謝であり、 腎機能による調整が不要
  • 副作用は少ないが、 高度肝障害には注意

どんな真菌に効くの?

⭕️ カンジダ全般*

⭕️ アスペルギルスは高用量で効果あり

❌ クリプトコッカス、ムーコルは活性なし

日常臨床で使用する疾患例

カンジダ血症に対する第一選択薬

*Candida.glabrata、Candida.guilliermondii、Candida.parapsilosis耐性のことがあり要注意

臨床使用例

1回 100mg 24時間毎 (1日1回)

※血管内感染、 食道カンジダでは150mgを考慮

注意点

  • 中枢神経に対しては、 到達しにくいため、 その場合アゾール系の使用が望ましい
  • 副作用は少ないが、 高度肝障害には注意
  • Loadingは不要である
  • 基本は100mgで十分である
血管内感染や食道カンジダのみ150mgを考慮する

参考商品名

最終更新 : 2024年3月25日
監修医師 : メイヨークリニック感染症科 松尾貴公

ミカファンギン
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
ミカファンギン
ミカファンギン

ミカファンギン

MCFG(ミカファンギン、ファンガード®)
2021年11月19日更新

腎障害時の用量調整

CrCl1回投与量投与間隔
0~100mg24時間
血液透析
腎機能障害による調整は不要
性別
kg
mg/dL
出典と注意点
サンフォード感染症治療ガイド2020|カンジダ血症
CrCl
--
ml/min

概要

MCFG (ミカファンギン®、 ファンガード®)

ポイント

  • 抗真菌薬の基本薬剤のひとつ
  • カンジダに対する第一選択薬でありカンジダ血症を疑った場合には迷わず投与
  • 肝代謝であり、 腎機能による調整が不要
  • 副作用は少ないが、 高度肝障害には注意

どんな真菌に効くの?

⭕️ カンジダ全般*

⭕️ アスペルギルスは高用量で効果あり

❌ クリプトコッカス、ムーコルは活性なし

日常臨床で使用する疾患例

カンジダ血症に対する第一選択薬

*Candida.glabrata、Candida.guilliermondii、Candida.parapsilosis耐性のことがあり要注意

臨床使用例

1回 100mg 24時間毎 (1日1回)

※血管内感染、 食道カンジダでは150mgを考慮

注意点

  • 中枢神経に対しては、 到達しにくいため、 その場合アゾール系の使用が望ましい
  • 副作用は少ないが、 高度肝障害には注意
  • Loadingは不要である
  • 基本は100mgで十分である
血管内感染や食道カンジダのみ150mgを考慮する

参考商品名

最終更新 : 2024年3月25日
監修医師 : メイヨークリニック感染症科 松尾貴公

こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師

各領域の第一線の専門医が複数在籍

最新トピックに関する独自記事を配信中

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

抗菌薬ガイド

抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬の腎機能別投与量の計算や、主な適応疾患、スペクトラムを確認することができます。監修は、MDアンダーソンがんセンター 兼 聖路加国際病院感染症科の松尾貴公先生。

※薬剤選択時には、必ず添付文書および最新安全性情報も併せてご確認下さい。