計算
概要
監修医師

腎障害時の用量調整

CrCl1回投与量投与間隔
50~7.5mg/kg6時間ごと
10~507.5mg/kg6時間ごと
0~107.5mg/kg12時間ごと
血液透析
7.5mg/kg 12時間ごと (透析日は透析後投与)
性別
kg
mg/dL
出典と注意点
サンフォード感染症治療ガイド2020
CrCl
--
ml/min
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MNZ (フラジール®、 アネメトロ®など)

ポイント

  • Bacteroidesを中心とした横隔膜より下の嫌気性菌の第一選択薬として使用頻度は多い.
  • C.difficile感染 (CDI)の第二選択薬として第一選択薬のVCM散とともにおさえる.
  • メトロニダゾール脳症が副作用として有名
  • 点滴内服の両方があるため状況に応じて使い分ける.

どんな細菌に効くの?

  • Bacteroidesを中心とした嫌気性菌に対しては幅広く感受性を有する.
  • CDIに対して以前は第一選択薬であったが、 最新の米国CIDガイドライン2021ではリストから削除された

   しかしMNZ耐性菌が多い米国に比べ本邦では使用機会はまだまだ多い

日常臨床で使用する疾患例

  • 腹腔内感染・肝膿瘍・褥瘡感染・脳膿瘍などセフェム系など他薬剤と組み合わせ使用.
  • CDIに対する第二選択薬 (重症の場合、MNZ点滴とVCM散の併用が推奨されている).
  • 細菌性膣症/トリコモナス膣症に対する第一選択薬.
  • アメーバ赤痢/ランブル鞭毛虫に対する第一選択薬.
  • H. pyloriに対する第二選択薬.

臨床使用例

  • 1回 500mg 8時間毎(1日3回)(CD腸炎に対しては内服10-14日)
  • 重症CDIに対してはVCM 500mg 6時間毎 内服に加えて点滴静注で上記用量を投与
  • アメーバの場合は1回 750mgまで増量する.

注意点

  • 頻度の高い副作用としては消化器症状末梢神経障害味覚障害 (metallic taste)
  • 嫌酒作用 (ジスルフィラム作用) があるため使用中は飲酒を控えるよう指示する.
  • メトロニダゾール脳症の報告があり、小脳失調症状が出現したら速やかに中止する→頭部MRIが有用(小脳歯状核)
  • 肝代謝であるが、 一部代謝物が腎排泄であるため腎機能で調整が必要.
  • ワーファリンの血中濃度を上昇させることがあるためINRをモニターする.

参考商品名

最終更新:2021年7月16日
監修医師:聖路加国際病院/MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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ポイント

  • Bacteroidesを中心とした横隔膜より下の嫌気性菌の第一選択薬として使用頻度は多い.
  • C.difficile感染 (CDI)の第二選択薬として第一選択薬のVCM散とともにおさえる.
  • メトロニダゾール脳症が副作用として有名
  • 点滴内服の両方があるため状況に応じて使い分ける.

どんな細菌に効くの?

  • Bacteroidesを中心とした嫌気性菌に対しては幅広く感受性を有する.
  • CDIに対して以前は第一選択薬であったが、 最新の米国CIDガイドライン2021ではリストから削除された

   しかしMNZ耐性菌が多い米国に比べ本邦では使用機会はまだまだ多い

日常臨床で使用する疾患例

  • 腹腔内感染・肝膿瘍・褥瘡感染・脳膿瘍などセフェム系など他薬剤と組み合わせ使用.
  • CDIに対する第二選択薬 (重症の場合、MNZ点滴とVCM散の併用が推奨されている).
  • 細菌性膣症/トリコモナス膣症に対する第一選択薬.
  • アメーバ赤痢/ランブル鞭毛虫に対する第一選択薬.
  • H. pyloriに対する第二選択薬.

臨床使用例

  • 1回 500mg 8時間毎(1日3回)(CD腸炎に対しては内服10-14日)
  • 重症CDIに対してはVCM 500mg 6時間毎 内服に加えて点滴静注で上記用量を投与
  • アメーバの場合は1回 750mgまで増量する.

注意点

  • 頻度の高い副作用としては消化器症状末梢神経障害味覚障害 (metallic taste)
  • 嫌酒作用 (ジスルフィラム作用) があるため使用中は飲酒を控えるよう指示する.
  • メトロニダゾール脳症の報告があり、小脳失調症状が出現したら速やかに中止する→頭部MRIが有用(小脳歯状核)
  • 肝代謝であるが、 一部代謝物が腎排泄であるため腎機能で調整が必要.
  • ワーファリンの血中濃度を上昇させることがあるためINRをモニターする.

参考商品名

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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抗菌薬ガイドとは

抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬の腎機能別投与量の計算や、主な適応疾患、スペクトラムを確認することができます。監修は、MDアンダーソンがんセンター 兼 聖路加国際病院感染症科の松尾貴公先生。

※薬剤選択時には、必ず添付文書および最新安全性情報も併せてご確認下さい。

βラクタム系
マクロライド系
フルオロキノロン系
アミノグリコシド系
テトラサイクリン系
グリコペプチド系
オキサゾリジノン系
環状リポペプチド系
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