計算
概要
監修医師

腎障害時の用量調整

CrCl1回投与量投与間隔
50~500mg8時間ごと
10~50500mg8時間ごと
0~10500mg12時間ごと
血液透析
500mg 12時間ごと (透析日は透析後投与)
性別
kg
mg/dL
出典と注意点
サンフォード感染症治療ガイド2020
CrCl
--
ml/min
セファクロル
CCL (ケフラール®、 セファクロル®など)

ポイント

  • 第1.5世代セフェム系の経口抗菌薬.
  • 経口吸収率が良好 (90%以上).
  • セファゾリンからの内服移行として頻用.

どんな細菌に効くの?

セファクロル
  • MRSAと腸球菌を除くGPCを主ににカバー.
  • 一部のGNRにも活性を有する.

日常臨床で使用する疾患例

  • MSSAやβ溶連菌による骨・皮膚軟部組織感染症の第一選択薬の1つ.
  • セファゾリンからの内服移行として有用.
  • 膀胱炎に対する選択薬の1つ.

臨床使用例

1回 250-500 mg 8時間毎(1日3回)

注意点

  • 腎排泄であり腎機能障害患者には要減量.
  • 第1.5世代の位置づけであるが、ほとんど第一世代と考えて良い.
  • 経口吸収率が良いため患者の状態が安定していれば内服への移行が可能.

参考商品名

最終更新:2024年3月25日
監修医師:聖路加国際病院/MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公

セファクロル
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
セファクロル
セファクロル

セファクロル

CCL(ケフラール、セファクロル®)
2021年11月19日更新

腎障害時の用量調整

CrCl1回投与量投与間隔
50~500mg8時間ごと
10~50500mg8時間ごと
0~10500mg12時間ごと
血液透析
500mg 12時間ごと (透析日は透析後投与)
性別
kg
mg/dL
出典と注意点
サンフォード感染症治療ガイド2020
CrCl
--
ml/min

概要

CCL (ケフラール®、 セファクロル®など)

ポイント

  • 第1.5世代セフェム系の経口抗菌薬.
  • 経口吸収率が良好 (90%以上).
  • セファゾリンからの内服移行として頻用.

どんな細菌に効くの?

セファクロル
  • MRSAと腸球菌を除くGPCを主ににカバー.
  • 一部のGNRにも活性を有する.

日常臨床で使用する疾患例

  • MSSAやβ溶連菌による骨・皮膚軟部組織感染症の第一選択薬の1つ.
  • セファゾリンからの内服移行として有用.
  • 膀胱炎に対する選択薬の1つ.

臨床使用例

1回 250-500 mg 8時間毎(1日3回)

注意点

  • 腎排泄であり腎機能障害患者には要減量.
  • 第1.5世代の位置づけであるが、ほとんど第一世代と考えて良い.
  • 経口吸収率が良いため患者の状態が安定していれば内服への移行が可能.

参考商品名

最終更新:2024年3月25日
監修医師:聖路加国際病院/MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公

こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師

各領域の第一線の専門医が複数在籍

最新トピックに関する独自記事を配信中

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

抗菌薬ガイド

抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬の腎機能別投与量の計算や、主な適応疾患、スペクトラムを確認することができます。監修は、MDアンダーソンがんセンター 兼 聖路加国際病院感染症科の松尾貴公先生。

※薬剤選択時には、必ず添付文書および最新安全性情報も併せてご確認下さい。