計算
概要
監修医師

腎障害時の用量調整

CrCl1回投与量投与間隔
0~150~450mg経口6~8時間毎
0~400~900mg静注8時間毎
血液透析
腎障害時の用量調整なし
性別
kg
mg/dL
出典と注意点
サンフォード感染症治療ガイド2020
*保険用量は、 重症感染症に対して経口:1回300mg8時間毎まで、 点滴:最大投与量2,400mg/日まで
CrCl
--
ml/min
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CLDM (ダラシン®、 クリンダマイシン®など)

ポイント

  • 嫌気性菌に対してカバーを有する代表薬の1つであり組織移行性に優れる.
  • 肝代謝であり腎機能による用量調整は不要
  • Toxin合成抑制を期待してA群溶連菌によるToxic shock syndrome壊死性筋膜炎に対しての併用薬としても使用できる
  • 生物学的利用率*が90%程度と良好である
  • 内服と静注の両方が存在する
  *生物学的利用率 | bioavailabilityのこと

どんな細菌に効くの?

  • MSSAを中心としたグラム陽性球菌と横隔膜より上の嫌気性菌がメイン

日常臨床で使用する疾患例

  • 横隔膜より上の膿瘍病変に対する選択薬の1つとして併用 (嫌気性菌がターゲット).
  • GPCに対するβラクタムアレルギーがある時.
  • 咽頭痛に対して伝染性単核球症が否定できない場合 (※AMPCで皮疹が生じるため)
  • A群溶連菌によるToxic shock syndrome壊死性筋膜炎に対するToxin合成の抑制効果が報告されており併用を検討する

臨床使用例

  • 内服:1回 300 mg 8時間毎(1日3回)
  • 静注:1回 600 mg 8時間毎(1日3回)
  • 難治性および重症感染症に対しては1日2400mgまで増量可能.

注意点

  • MSSAに対するエリスロマイシンとCLDMの交差耐性には注意が必要.
  • Bacteroidesを中心とした横隔膜より下の嫌気性菌は耐性が増加しており使用しにくい.
  • →原則メトロニダゾールを使用する.
  • 静菌性に働くため菌血症や心内膜炎などには使用しない.
  • 髄液移行性はないため髄膜炎には使用できない.
  • 副作用として嘔気・下痢・肝機能障害・CD感染などに注意する.

参考商品名

最終更新:2021年7月16日
監修医師:聖路加国際病院/MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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ポイント

  • 嫌気性菌に対してカバーを有する代表薬の1つであり組織移行性に優れる.
  • 肝代謝であり腎機能による用量調整は不要
  • Toxin合成抑制を期待してA群溶連菌によるToxic shock syndrome壊死性筋膜炎に対しての併用薬としても使用できる
  • 生物学的利用率*が90%程度と良好である
  • 内服と静注の両方が存在する
  *生物学的利用率 | bioavailabilityのこと

どんな細菌に効くの?

  • MSSAを中心としたグラム陽性球菌と横隔膜より上の嫌気性菌がメイン

日常臨床で使用する疾患例

  • 横隔膜より上の膿瘍病変に対する選択薬の1つとして併用 (嫌気性菌がターゲット).
  • GPCに対するβラクタムアレルギーがある時.
  • 咽頭痛に対して伝染性単核球症が否定できない場合 (※AMPCで皮疹が生じるため)
  • A群溶連菌によるToxic shock syndrome壊死性筋膜炎に対するToxin合成の抑制効果が報告されており併用を検討する

臨床使用例

  • 内服:1回 300 mg 8時間毎(1日3回)
  • 静注:1回 600 mg 8時間毎(1日3回)
  • 難治性および重症感染症に対しては1日2400mgまで増量可能.

注意点

  • MSSAに対するエリスロマイシンとCLDMの交差耐性には注意が必要.
  • Bacteroidesを中心とした横隔膜より下の嫌気性菌は耐性が増加しており使用しにくい.
  • →原則メトロニダゾールを使用する.
  • 静菌性に働くため菌血症や心内膜炎などには使用しない.
  • 髄液移行性はないため髄膜炎には使用できない.
  • 副作用として嘔気・下痢・肝機能障害・CD感染などに注意する.

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抗菌薬ガイドとは

抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬の腎機能別投与量の計算や、主な適応疾患、スペクトラムを確認することができます。監修は、MDアンダーソンがんセンター 兼 聖路加国際病院感染症科の松尾貴公先生。

※薬剤選択時には、必ず添付文書および最新安全性情報も併せてご確認下さい。

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マクロライド系
フルオロキノロン系
アミノグリコシド系
テトラサイクリン系
グリコペプチド系
オキサゾリジノン系
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