概要
監修医師
CFDC (フェトロージャ®)
監修医コメントやスペクトラム簡易表は掲載準備中です

ポイント

細菌が自ら鉄を取り込む性質を利用した世界初の作用機序と耐性克服機序を有する薬剤

- グラム陽性菌および嫌気性菌には活性なし

- 治療選択肢がないか限定的患者のために温存

添付文書情報

効能・効果

<適応菌種> セフィデロコルに感性の大腸菌、 シトロバクター属、 肺炎桿菌、 クレブシエラ属、 エンテロバクター属、 セラチア・マルセスセンス、 プロテウス属、 モルガネラ・モルガニー、 緑膿菌、 バークホルデリア属、 ステノトロホモナス・マルトフィリア、 アシネトバクター属。 ただし、 カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す菌株に限る。

<適応症> 各種感染症

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

用法・用量

通常、 成人には、 セフィデロコルとして1回2gを8時間ごとに3時間かけて点滴静注する。 なお、 腎機能に応じて適宜増減する。

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

注意点

用法・用量に関連する注意 (一部抜粋)

本剤はグラム陽性菌、 嫌気性菌に対して抗菌活性を示さないため、 これらの菌種との重複感染が明らかである場合、 これらの菌種に抗菌作用を有する抗菌薬と併用すること。

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

重要な基本的注意 (一部抜粋)

カルバペネム耐性グラム陰性菌による感染症患者を対象とした臨床試験において、 原因不明であるものの、 本剤が投与されたアシネトバクター属による感染症患者で標準治療群より死亡率が高い傾向が認められた。 本剤の使用にあたっては他の治療法も考慮のうえ、 本剤を使用する場合は、 患者の状態を慎重に観察すること。

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

参考商品名

フェトロージャ点滴静注用1g

塩野義製薬株式会社

セフィデロコル
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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CFDC (フェトロージャ®)
2024年08月29日更新

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ポイント

細菌が自ら鉄を取り込む性質を利用した世界初の作用機序と耐性克服機序を有する薬剤

- グラム陽性菌および嫌気性菌には活性なし

- 治療選択肢がないか限定的患者のために温存

添付文書情報

効能・効果

<適応菌種> セフィデロコルに感性の大腸菌、 シトロバクター属、 肺炎桿菌、 クレブシエラ属、 エンテロバクター属、 セラチア・マルセスセンス、 プロテウス属、 モルガネラ・モルガニー、 緑膿菌、 バークホルデリア属、 ステノトロホモナス・マルトフィリア、 アシネトバクター属。 ただし、 カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す菌株に限る。

<適応症> 各種感染症

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

用法・用量

通常、 成人には、 セフィデロコルとして1回2gを8時間ごとに3時間かけて点滴静注する。 なお、 腎機能に応じて適宜増減する。

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

注意点

用法・用量に関連する注意 (一部抜粋)

本剤はグラム陽性菌、 嫌気性菌に対して抗菌活性を示さないため、 これらの菌種との重複感染が明らかである場合、 これらの菌種に抗菌作用を有する抗菌薬と併用すること。

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

重要な基本的注意 (一部抜粋)

カルバペネム耐性グラム陰性菌による感染症患者を対象とした臨床試験において、 原因不明であるものの、 本剤が投与されたアシネトバクター属による感染症患者で標準治療群より死亡率が高い傾向が認められた。 本剤の使用にあたっては他の治療法も考慮のうえ、 本剤を使用する場合は、 患者の状態を慎重に観察すること。

フェトロージャ添付文書 (2024年5月改訂第2版) より引用

参考商品名

フェトロージャ点滴静注用1g

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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抗菌薬ガイド

抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬の腎機能別投与量の計算や、主な適応疾患、スペクトラムを確認することができます。監修は、MDアンダーソンがんセンター 兼 聖路加国際病院感染症科の松尾貴公先生。

※薬剤選択時には、必ず添付文書および最新安全性情報も併せてご確認下さい。