Covid-19パンデミックによるオンライン遠隔教育への移行が教師に与えた影響を調査した。質的分析と量的分析を組み合わせ、教師の経験を5つのカテゴリー（社会的、感情的、認知的、教育学的、システムサポート）に分類した。教育学と感情が最も顕著なカテゴリーで、自己効力感と教育における技術統合に対する教師の態度がオンライン遠隔教育の経験を予測する主要変数であった。

本研究は、Covid-19パンデミックによるオンライン遠隔教育への移行が教師に与えた影響を深堀りした点で価値がある。しかし、教師の経験を5つのカテゴリーに分類する方法は、他の可能な要因を見落とす可能性がある。また、自己効力感と教育における技術統合に対する態度が主要変数であるとの結論は、他の要素を無視している可能性がある。